たからばこ

好きなものを好きなだけ

アイドリッシュセブン メインストーリー 第5部 1章 感想

 

 

ついに始まってしまった…アイドリッシュセブン新章がある生活…

それにしてもまさか27日に公開します!って言われてたのに5日前からカウントダウンと称して先行配信になるとは思ってなかった

本当にやらかしますねアイドリッシュセブン

 

 

ひとまず先行配信で読んだ1章の話から

 

公開された時にはもうそれはそれはびっくりしましたけれども。先行配信があるなんて聞いてない…(そりゃそう)

 

 

開始1分、天くんの言葉にヒュッてなりましたね

あんな未来は見たくなかった

「ボクの名前を」という彼の言葉がとても痛かった

九条天の名前ではなく、TRIGGERの名前を叫んでいたいよ

いつまでも「TRIGGERの九条天」だと言っていて欲しいよ

 

まぁただこれに関しては、今回の4章を読んだことでちょっと希望も見えてきたかな

それでも最初に読んだ時はついに恐れていた未来が来てしまったと思ったよ

心臓に悪い…

 

 

この世界線、テロリスト多くないです?

そしてそれを(アイドルとはいえ)一般市民が阻止するの何事?

冒頭でどん底に突き落としてきてからのこのギャグパート、ほんと高低差がすごい

 

 

楽くんの「でかくなったもんだな、IDOLiSH7。」という言葉が年明けにたまアリでの単独ライブを叶えようとしているIDOLiSH7に重なって、なんかすごく胸が熱くなった

本当に、大きくなったな

こんなコンテンツを追いかけていられることが、大きくなっていく様子をこんなに間近で見られていることが、すごく幸福だと思う

 

 

宇都木さん、きっと悪い人じゃないんだろうけどいまいち掴めないんだよな〜

距離感も最初からなんか近いし、不思議な人だなという感じがする

こんな人が了さんの友人だというのも不思議。了さんはこういう人苦手そうなのに

嫌われてもこの独特の距離の詰め方でグイグイ行ったんだろうか

 

 

がぶがぶしてるRe:valeかわよだった

おかりんの言ってることはその通りで、何となく、5部のPVを見ているとRe:valeが絶対王者の椅子をIDOLiSH7に明け渡すことになる日も近いんじゃないかと思う

だけど、2人の面倒みの良い優しさにIDOLiSH7もTRIGGERも私達も救われてきたし、それが彼らの美点であることに変わりはないとも思う

 

だから、優しくしてきたことを後悔しないで、後輩思いの優しい先輩のスタンスは崩さないで、変にギスギスするのではなく、それでもRe:valeを守ろうとしている2人はとてもかっこよかった

そういう人たちだからここまで昇ってきたんだろうなと思った

 

百ちゃんは「IDOLiSH7がいつも俺たちを助けてくれた」と言うけれど、それはIDOLiSH7がRe:valeにたくさん助けられてきて、本心から彼らを慕っていたからだ

Re:valeの2人に救われた人はきっと他にもたくさんいる

本当にいい先輩なんだよな

 

 

IDOLiSH7を蹴落とさなければ」ということをわざとえげつなく脚色した百ちゃんに対して、千さんは「了さんなんかと付き合っているからそんな過激な思考になる」と言う

だけど百ちゃんは、春原百瀬は、千さんが思うほど純粋で善良な人間ではない

寧ろ、とても計算高く、きっといつも頭の片隅ではどうやってRe:valeを、ユキを上へ連れていくかを考えているような子だ

かく言う私もRe:memberを読むまで、そんなことは思いもしなかったわけだけれど。

そんな百ちゃんにとって、こういう千さんからの無条件の「モモは良い子」という信頼は息苦しいこともあるんだろうなと思う

特に百ちゃんは、自分が善良ではないと十二分に自覚しているからこそ。

 

だけど千さんは本当に百ちゃんのそういう面に気づいていないんだろうか、と思う時はある

もしかしたら気付いているけど気付かないフリをしているのかもしれないな

モモが自分にそういう面を知られたくないと思っているのなら、知らないフリをして、彼を善い子として扱おう、とか

そんな器用な人ではないか?

 

 

PVは大分平穏だったけど、まぁそこはアイドリッシュセブンですから。この5部もかなりの不安を胸に抱えながら始めたんですね

だけど陸くんの「オレは、オレたちは大丈夫」という言葉を聞いて、すごく安心した

きっと大丈夫だ。何があっても、この7人なら、乗り越えられる

たった一言でそう思わせてくれるのは強い

七瀬陸の圧倒的センター力で、プロジェクト・アイドリッシュセブンへの圧倒的な信頼があるから成せる技だ

 

 

それでもまだまだ不安なことが多い中で、ライブシーンは絶対的にワクワクさせてくれるのが本当にすごい

怖いだとか不安だとか、そういうの全部忘れて、ただ純粋に「あぁカッコイイな、楽しいな」と思わせれくれる

実際にライブを見たわけではないけれど、BGMだとか、彼らの声掛けだとか、会場の描写だとか

そういうこと全てにワクワクさせてもらえる

ちゃんと基軸にあるのは「アイドル」なんだよな

 

 

7人が主演のドラマ〜!!本当にすごい!!おめでとう!!!!

4部で「7人で過ごす時間が少なくなってきてる」みたいな話があったから、今回のこれ、本当にすっごく嬉しかった

しかもサプライズってRe:valeのゲスト出演だと思ったら、まさかの7人の主演ドラマ

ちゃんとこっちまでサプライズされちゃったよ

あぁ、見たいなぁ…こっちの世界でも放送してくれないかな(無理)

 

 

マロウブルーめちゃくちゃ好きな曲でした(新曲出ると毎回言ってる)

キラキラワクワクしている初期の曲とは違って、少し落ち着いてきたアイドルの曲って感じで

最初の頃のキラキラアイドルな曲もすごく元気もらえて好きなんだけどね

最近の曲は疲れたときに静かに隣に座ってくれる感じがして、これはこれで好きだ

 

 

ユキさんのリップ音えぐくないですか!?!!?

突然過ぎて固まっちゃったよ

照れ大和さんもハチャメチャ可愛かった

サービスするとなると一気にドバッといくアイドリッシュセブンくん何とかならない?別の意味で心臓が持たないよ

 

 

ここに来て九条鷹匡を「アイドルやファンへの愛情に満ち溢れていた人だった」と明言してくるのはめちゃくちゃずるいなと思った

そんなことをされてしまったら憎みたくても憎めなくなってしまう

彼だって、私たちや紡ちゃんみたいにアイドルが、ゼロが大好きで、応援したくて、ファンに彼らの良さをたくさん伝えて夢を見ていて欲しくて頑張っていた、アイドルを誰より愛していたひとりのマネージャーだったんだ

それなのにそのゼロは忽然と姿を消してしまって、共にやってきた桜春樹まで離れていってしまって、その結果が今なわけで。

私たちだって今この段階で突如IDOLiSH7が消えてしまったら、九条鷹匡と同じような道を辿らないと言いきれる保証はどこにもない

 

彼のしていることは決して正しくはないと思うのに、そのせいで冒頭の天くんに繋がるのなら今すぐにでも離れて行って欲しいと思うのに、それでも、彼のアイドルへの真っ直ぐな愛情を知ってしまったから、もう彼のことを完全な悪としては憎めなくなってしまった

 

 

アイドリッシュセブンのこういうところが大好きで大嫌いだ
ただ純粋に人を憎むということすらままならない、その苦しさと美しさと

 

ただの純粋な悪役なんて、この物語には出てこない

だからこそ、こんなにも辛く重たいのだと思う