たからばこ

好きなものを好きなだけ

アイドリッシュセブン メインストーリー 第5部 13章 感想

 

 

初手から心臓抉られる…100歳まで生きるより100年分歌って死にたいと言った陸くんが、ファンからの「100歳まで生きて」という願いにありがとうと笑って答える。これは果たして、嘘吐きになるんだろうか。自分に正直でいること、ファンの求めるアイドルでいること、そのどちらが正しいんだろう。

 

 

IDOLiSH7を一生続けていくために、今の自分がどうするべきか一織くんがちゃんと分かってたのは意外だった。三月くんに今度こそ嫌われてしまうかもしれないって恐怖心のせいで視野が狭まって"話さないことが最良"って本気で思ってるように見えてたから。

「兄さんは怒らないかもしれません」には多少の希望的観測というか、そう思うことでなんとか一歩踏み出そうとするみたいな気持ちが見えたから、三月くんの成長を考えることまでは出来なかったのかなと思ったけど、少なくともちゃんと話すべきで、今の自分は間違ってるってことは分かってたんだなあと思った。いくら普段冷静で頭の回る一織くんでも、三月くんが絡むとポンコツになるんだなあとか思ってたけど、どんなときでも和泉一織は和泉一織でしたね。かっこいいなあ

 

嘘を重ねようとした紡ちゃんに一織くんが「話す時は真実を話しますよ」って言うのがめちゃくちゃ好きだった。そういうとこ誠実なんだよなあ。別にみんなに隠し事がしたい訳じゃないもんね。このままじゃいけないって思ってたなら、今以上に秘密を増やすのも嫌だっただろうし。

 

そしてここの紡ちゃんの言葉が完璧すぎて私は泣いてしまったわけなんですけど…泣くのが早い…

隠してたことやその秘密を長引かせてしまったのは決して良い事ではなかったと思うけど、だからって一織くんが今までIDOLiSH7のことを考えてたくさん頑張ってきてくれたことは嘘じゃないし、そのおかげで今のIDOLiSH7があるのも事実だし。一織くんのやってきた事の全てが悪いわけじゃないんだよ、絶対。それをしっかり伝えてくれるマネージャー、愛した。ありがとう

 

 

更新の度に士郎のこと好きになっちゃって困るな〜!!ŹOOĻくんたちのことちゃんと見ててくれて本当に嬉しい。

 

そしてヒロトはほんまに何なんです?画面かち割ろうかと思った。過激派。

例えブラホワ優勝してたって1回そのフィールドから降りたならそんなん素人として扱われて当然だし、そもそも総合優勝じゃなくて男性アイドル部門の優勝でしょ?どんだけ自分のこと偉いと思ってんの。

TRIGGERの頑張りを出来レース呼ばわりしたの絶対許さんからな。努力もしないやつに他をあれこれ言う資格はないんよ。

 

まぁでも、ヒロトは結局ŹOOĻになれなかった4人の具現なんだろうなと思う。トウマだってずっとヒロトと同じようにTRIGGERのことを実力なんてないくせに金で売ってもらってるやつらだって言ってたわけだし。

私は聖人君子ではないから、トウマや悠や巳波や虎於がそっち側じゃなくて良かった、ŹOOĻと出会ってくれて良かったとしか思えないけど。

 

だとしても、棗ちゃんが言ったようにトウマが自分たちのことを見捨てないと分かってて裏切り者だとか薄情だとか言うのは本当にくそだなと思った。つか先にトウマのことを見捨てたのはそっちじゃん。性根から腐ってる?1回生まれ直して来い。

は〜ここでのブチ切れ巳波めちゃくちゃ良かったな!!!普段温厚な人のブチ切れ最高!!

トウマの存在は自分たちにとって不可欠なんだってはっきり言えたのもすごく良かったな〜と思う。そしてトウマがみんなの前で「大丈夫じゃない」ってちゃんと言えるようになったのも良かった。

 

よく分かんないのにちゃんと乗ってくれる士郎だいすき!!ほんとにどんどん好きになってく。

 

 

さあついに和泉兄弟来るぞ…って身構えてるところに1なるとだとか醤油豚骨ネギ味噌入り塩味だとかぶっ込んでくるのほんま都志見文太。一応こちらとて緊張してるんよ。笑わすな。そういうとこ好きですけども。

代永さんの麺をすする音上手すぎて笑った。声優さんすごいね

 

なかなか切り出せなくてラーメン屋3軒もはしごしちゃう一織くんほんまに人間臭くて好きだったなあ。そして3軒分のラーメン屋さんの背景を作るアイナナの美術担当おもしろいなあ。そこ別に使い回しでもいいやろ。

 

なんでこんなにラーメン屋さんに拘ってるんだろうと思ってたんだけど、なんか、そういう場所なら話せるかもしれないと思ったんだろうな、自分にはできない気軽で真剣な話を三月くんとしてる大和さんやナギくんが羨ましかったのかなって思ったら愛おしすぎて感情が爆発した。

 

そして突然のフラウェ〜!!ほんとに突然過ぎてひっくり返った。一織くんの精神統一の方法は陸くんのうっかりエピソードを聞くことなの?なんなの?私は何を見せられてた?

フラウェがお互いを支えにして立ってるのマジで好きなんですけど。公式に見せつけられちゃったな。この話、死ぬまで何億回でもしますよ。

 

ていうか一織くん、自分が掛けた電話でも「一織です」って言うの!?かわい

そして理由も言わず自分の欲求だけ満たして切るのめちゃくちゃ和泉一織で最高だった。コミュニケーションって知ってる?

「はい、仕事頑張って。あとうっかりしないで。」の言い方すげえ好きだったんですけど。どことなくおざなりでとても良い。

 

そして!!やっっっっっっっと言えたね一織くん!!!!本当に良かった。

言い淀んでる時、思わず手に汗握ったもんね。頑張れ、頑張れって。

その時の三月くんのさ「…………。」のとこ「ん?」って優しく一織くんの言葉を促すように聞こえるんですよね。泣いた。無音のところなのにそんな演技ができちゃう声優さんやば。

あとこのシーン全体的に一織くんすごく早口なのよね。それも絶対、怒られるかもしれない、嫌われるかもしれない、怖い、それでも言わなきゃ、みたいな心情が計算されてるんだろうなあと思って、すごいなと思った(語彙力)

 

三月くんが「一織が素直に言い出さなかったのはなんで?あぁ、オレのせいだ」ってすぐ気づくのが本当に私の思ってた和泉三月そのまんまで…公式との解釈一致助かる。

彼はね、ちゃんと気付ける子なんですよ。そして、今の自分だから受け入れられた、昔の自分なら無理だったかもしれないって、そこまでちゃんと分かる子なんだよね。誰より一番、そういう自分のことを知ってる。誰かを傷付けたり、余裕がなくなってた自分のことを知ってて、その日の自分と目を逸らさずに向き合ってる。すごいよなあ。なかなか出来ることじゃない。

そんでさあ、ここまでずっと隠してきてしまった、ずっと言えずにいたって思ってる一織くんに対して「お前の判断は間違ってない」「今で良かったんだよ」、兄さんに嫌われることを1番に怯えてた一織くんに対して「一織が大好きだよ」って言える三月くんよ…だから私はあなたが好きなの。こういう言葉を咄嗟にかけられるのってすごい。この言葉で一織くんもかなり救われたんじゃないかなあって思うんだよね。

はあ、和泉兄弟、良いな!!!!!

 

都志見先生、マネジメントに対する比喩の使い方うますぎ…さすが…

一織くんのそのマネジメント力のおかげで私は和泉三月という最高のアイドルに出逢えたんだなって思ったら、なんかもう、胸がいっぱいになった。ありがとう。三月くんをあの時、あの場所で光らせてくれて、本当にありがとう。IDOLiSH7をここまで連れてきてくれてありがとう。

一織くんには感謝したいことがいっぱいあるなあ。

 

 

少し戻ってここの「アイドルは九条鷹匡にならないために必要な仕事」っていう一織くんの発言について。めちゃくちゃなただの妄想です。

一織くんのこの発言、どういう意味だろ?と思って、フォロワーさんとお話してたんですよ。で、最終的に至った結論が「アイドルでありプロデューサーであることでアイドル側の気持ちも理解できるはずだから、それが出来ずにゼロを失ってしまった九条鷹匡のようにはならない」もしくは「自分がアイドル側の一員であることで、少なくとも九条鷹匡のように独り置いて行かれることは無い」って意味なんじゃないかなと。

そしてここで出てくるのが「九条鷹匡の二重人格説」つまり、九条鷹匡=ゼロという説。もしこの説が本当だった場合、一織くんのこの「九条鷹匡にならないためにアイドルをしている」は無に帰すんですよ。だって九条鷹匡自身もプロデューサーでありアイドルだったのに今こうなってるんだから。一織くんが九条鷹匡化してしまう可能性はこの時点では消せなくない?っていうね…こわ…新手のホラーかな…

まあゼロの正体が分からない以上、ほんとただの妄想なんですけど。ただ、私の中では双子説より二重人格説の方が納得できるんだよなあ…。きなこ説は論外だと思ってるタイプのオタクです。よろしくお願いします。

ゼロって他に何説があるんですか?何かあったらマシュマロでもリプでも教えてください!喜びます

 

 

コントロールの話、フラウェの密約の核だと思ってたから意外とあっさりバラされて拍子抜けした。そんな軽い感じなんや。

 

一織くん、自分が陸くんに与えてる影響は5割くらいだと思ってるのね。意外と自信あってびっくりした。自分5割、残りの5割が天くんってことでしょ?

でもそんなんじゃまだまだって思ってるんだもんなあ。100%主軸を自分に持ってきたいんだよね。これがちょっと危うい気がするんだよな。他人を完璧にコントロールするなんて、そんなの、なんかね。できっこないだろうとも思うし。

一織くんのこの手腕がIDOLiSH7をここまで導いてくれたのは事実だけど、成功したからってそれが正解だったとは限らないよね。愛がないとまでは言わないけど、「ビジネスも友情も恋愛もニーズで成り立ってる」って言い切った人だからなあ…怖いな。

 

 

いつまでも3部のことをネチネチ引きずってる大和さんと三月くんほんとに良い。一生やってろ。ありがとうございます。

 

 

営業とプロデュースの違いを理解してないメンバーたちおもしろい。いやー、いいですね。私、一織くんの扱いはこのくらい雑なのが好き。一織くんのやってる事が全部正解だよ!すごいね!ってやると絶対間違いとかに気付かないタイプの人間だと思ってるから、何もしてねーじゃんくらいの勢いで良いと思います。

自分で隠してたけどいざ過小評価されると気に食わない一織くんめちゃくちゃ好きだった。いっぱい頑張ったのにね。

でも一織くんがIDOLiSH7を大好きでいること、大切にしてくれてること、守ろうとしてきたことがちゃんとみんなに伝わってすごく嬉しかった。そしてそんな一織を知ってるよって真っ直ぐ相手に伝えられるのが陸くんの偉いところよなあ。

隠し事を怒るんじゃなくて、一織くんにもちゃんと夢あったんじゃん、夢中になれるものがあるんだね、良かったねって言えるアイナナちゃんたちが好きだ〜!!泣いた!

 

ここの陸くんの「ŹOOĻのトウマさんください」に腰抜かしたんだけど、全然触れられないでスルーされたからこれまたびっくりした。ください?くださいって何??ってめちゃくちゃ困惑したのに。

 

 

陸くんやっぱ体調あんま良くはないんじゃん…ねえ…不穏の種だけ撒いていくの辞めてくれ。

 

 

陸くんが天にぃ呼びを辞めようとしてるの、自立の具現だと分かってはいるんだけどやっぱ嫌だなあ。
天くんから自立しようとしてるのが嫌なんじゃなくて、その具現が天にぃ呼びを辞めることなのが嫌。
天くんのことを「天にぃ」って呼べるのは世界中で陸くんだけなんだよ。その特別な権利をそんな簡単に放棄しようとしないで。

天にぃ呼び変えられたら読むの辞めそう。過激派なので。

 

陸くんにとって「ずっと消えない星でいて」という気持ちは呪いなんだな。なんかこれ聞いて、私は初めてIDOLiSH7を応援することが怖くなった。その思いは私の中にも存在するものだから。

終わりが来るのは仕方なくて当たり前のことだと思ってるけど、それとは別に、ずっと終わらないでと願ってしまう気持ちも当たり前にあるんだよ。なのにその思いをアイドル本人に「呪い」だと言われたら、そんなん、どうすりゃいいの。

私はIDOLiSH7にこの呪いをかけないでいられる自信が無い。この思いが呪いになるなら、彼らを不幸にするなら、アイドルなんて好きになるべきじゃなかったのかな、何か間違ってるのかなって思っちゃうよ。

私たちは一応マネージャーという立場ではあるけど、同時にファンでもあって。そんな人たちを前に呪いだって言い切ってしまうアイドリッシュセブンというコンテンツ、つくづく恐ろしいな。

まぁここの陸くんの言葉は陸くん自信が天くんに向けた思いが呪いだったんじゃないかって話なだけだから、ファン全体に向けられたものとして読むのは拡大解釈しすぎな気もするけど。

しかも天くんにとっては陸くんのその思いは決して呪いじゃなかったと思うんだよな。むしろ彼の生きる意味にすらなってるわけで。ほんと拗らせてるよ双子。そろそろ腹割って話し合え〜!

 

 

「あぁ、また天にぃって言っちゃった」って絶対儚い苦笑いを浮かべてたやろ…見たすぎる…

 

 

ファンがアイドルに向ける思いを呪いだと言われたそのすぐ後に、三月くんが「永遠に終わらないショーを見せてやりたいって、オレたちだって思うだろ」って言ってくれたのがめちゃくちゃ救いだった。ファンからアイドルたちへの思いは一方通行じゃない、アイドルだって永遠を望んでるって、それがどんなに嬉しいか。ありがとね。和泉三月最高のアイドルだなあ。何回でも言っちゃう。

 

 

永遠はありえないって知ってる七瀬陸、普通にぶっ刺さるんですけど。そういう子なんだよなあ。小さい頃から何回も自分の命の終わりを感じてきてたから、知ってる。

陸くんや三月くんは、IDOLiSH7が終わることも考えられるし、IDOLiSH7じゃなくなった自分のことも考えられてる。だけどこれ、一織くんにはない気がするんだよなあ。2話でも「IDOLiSH7は私の全てです」「IDOLiSH7を失くした時に、私も全てを失います」って言ってたくらいだし。

フラウェはなんか、ここでもっかいぶつかるんじゃないかなって思ってる。フラウェがというか、和泉一織がもう1回丁寧に料理されていくかなって。陸くんを100%コントロールしたがってる一織くんと、終わりに対する価値観が全く異なってる二人、これで何も無いわけないでしょ。今回ので隠し事は無くなったとはいえ、彼の根本的な部分は何も変わってないっていうね。

ここまでフラウェが上手くやって来れてるのは、2人の望むものが同じだからなんだよね。それぞれの目指す先が食い違ってしまった時、どうなるんだろう。

 

ここの三月くんと陸くんの会話がまさに先日発売だったシングル『マロウブルー』じゃん…と思って。「未来へ行かなくちゃ」と言いながら「今だから」って歌うのなんでだよ…情緒めちゃくちゃかよ…と思ってたんですけど、なんか、そういう事なんだなあと。

終わりを知ることは決して終わりを望むことではなくて、永遠じゃない、過ぎ行くかけがえのない今を大切にしていくことなんだ、これまでの日々を慈しむことなんだって思えた。

だからってお別れを迎える日を楽しみには出来ないけどな!!終わるなアイドリッシュセブン

 

陸くんの「だからお願い、また来てね。また遊ぼうね。」もあまりにもマロウブルーだったな。こちら側に別れを告げて歩き出すアイドルの歌にも聞こえるし、アイドルが変わっていく自分たちをずっと好きでいてとファンに願う歌のようにも聞こえる。ほんととんでもない歌だな。

 

 

アイドルをハーメルンの笛吹き男に喩えるの何…?怖すぎて震えた。音楽で人々を魅了して連れ去っていく、ねえ。

確かに悪かったのは男を騙したハーメルンの大人たちだったと思うけど、じゃあその腹いせに子供たちを連れ去った男が悪くないとも思えないんよな。

 

ここでまためちゃくちゃな妄想をしたんですけど。九条鷹匡、昔はゼロとは全然別のアイドルを好きだったみたいな可能性ない?そのアイドルに鷹匡が夢中になってるのが気に食わなくて、ゼロは自分がアイドルになって鷹匡を夢中にさせ、いきなり消えることで永遠にその心の中に残ろうとした、みたいな。

さすがにこの妄想はぶっ飛びすぎだと思うけど、わざわざここでハーメルンの笛吹き男の話を入れてきた意図がいまいち掴めない。なにか背景があるんじゃないかなって探ってしまうな。

にしても都志見先生ほんと説話好きだなあ。私も好きだから喜んじゃう。

 

 

九条鷹匡は相変わらずちぐはぐだな。こんなのとずっと一緒にいる天くんすごい。

そして仕事のこととなったらたとえ養父でも構わずブチギレる天くんほんと好き。信頼のおけるプロだ。

ここでもごもごしてる九条鷹匡ちょっと可愛いなとか思っちゃった自分が嫌でした。でもこれは可愛いなって思っちゃうやろ…

 

 

たまに見せる年相応な天くんかわいい。愛した。

 

 

アッシュ・ベイカーが日本に来る流れがあんまりにも鮮やかでびっくりした。

前に12章の感想で「環くんが留学するのは嫌だから、もうアッシュ・ベイカーに日本に来てもらうしかないな。でも本当に日本に来てくれました!とかなったらご都合主義すぎるってキレると思う」って言ってたんですね。

けどこんなん、ご都合にしても流れが綺麗すぎて何も言えん。全然無理矢理感ないし、なんならむしろ当たり前じゃんね。九条鷹匡が懇意にしてたダンサーが鷹匡の手がけるミュージカルの指導者に選ばれるなんて、なんの違和感もない至極真っ当な話。

これだからアイドリッシュセブンは信頼できるんだよなあ!にこにこした。

 

 

鏡を見つめながら歌うゼロ。やっぱり双子説か二重人格説が濃厚なのかなあ。

 

 

天くんの声真似をする陸くんめちゃくちゃ似ててびっくりした。いつかどこかの陸くんの「みんな、今日はありがとう!」が九条天の声に聞こえた話ずっとするんだけど、やっぱあれは空耳ではなかった。この2人、根本的な声質が多分似てる。

 

「残像です」はさすがに吹いた。よく咄嗟にそんなおもしろい言い訳が出てきたな。

 

姉鷺さんにおねだりしてる陸くんの声可愛すぎて天を仰いだわ。私が姉鷺さんだったら絆されてた。危ない。

 

 

何も言わないままさよならの顔をして家を出ていった時と同じ雰囲気で舞台『ゼロ』に立つ九条天…やめろ…そんなんアイドル九条天を捨てるとしか思えないんよなほんま。やめろ。

 

 

兄弟同士だから話が拗れてしまった自分のことを即座にデータ化して双子の関係の改善に当てていくの、めちゃくちゃ和泉一織で最高だった。本来の彼はこういう子なんですよ。

 

 

フラウェのこういうとこほんと好きなんだな〜!上手く言語化出来ないけど、ただの良いバディではなくて、仄暗さを伴った共犯者って感じ。上手く言えないけど。

 

 

 

 

とにもかくにも一織くんの膿が一旦吐き出されてすっきり!!ようやく!やっとだ!!な13章でした。

そしてやはり私は和泉三月が好きなのです。ありがとうございました。