たからばこ

好きなものを好きなだけ

アイドリッシュセブン メインストーリー 第5部 5章 感想

 

 

 

いやぁ、あのね

TRIGGERかっこよすぎませんか

これこそまさに「変わらないために変わり続ける」だなと思った

 

語彙力が完全に失われてしまってるんですが、書いていきます

 

 

 

初手から不穏な話をしちゃうんだけどさ

なんかもう、一織くんが純粋に三月くんの成功を喜んでるのかIDOLiSH7が躍進することに喜んでるのか分からなくて恐ろしくなった

後者がダメというわけではないんだけど、前者とではそこに含まれる意味合いや感情ってかなり変わってくると思うんだよ

大好きな兄が認められて嬉しいのか、兄を媒介としてIDOLiSH7がまた広く知られることが嬉しいのか

どっちもあるだろうとは思うんだけど、どっちの比重が大きいのかな、とかね

いろいろ考えてしまった

 

一織くんのビジネスの手腕、ほんとにすごいと思うし頼もしく思ってるんだけど、同じくらい危うく思えてしまう

なんだかんだ言ってもやっぱりまだ17歳の高校生だもの。世間的に見てもまだ子供

その知識と技術は本物だと思うけど、経験でしか得られないものもあるし、機械的に分析してコントロールしていくだけではいつか上手くいかない時が来るのではと気が気じゃない

 

んん…でも何より、喜んでいる一織くんを見てそんなことを考えてしまう自分がすごく嫌だ

難しいこと考えないで素直に「良かったね!」って言いたいよ…

 

嬉しかったよね、憧れで大好きな兄がやりたいことをして、それで認められて。ずっと願ってたことだもんな

やりたいことにひたむきで、一生懸命な兄の姿を、どんなエンタメより胸躍らせてくれるものだったと言い切ったんだ。今回のことが嬉しくないはずがない

 

三月くんが何かに抜擢される度、誰かに褒められる度、誰より、下手したら三月くん本人よりも嬉しそうにする一織くんをこれまでに何度も見てきた

その気持ちだけは、本物だと信じたい。というか本物だと思うんだよ

だからこそ、彼の言動を弟としてのものかプロデューサーとしてのものかを探るような真似をしてしまうことがとても後ろめたい

 

 

「今度企画書を見せてください」という一織に対して「勉強熱心だな」という三月

そうなんだよな。今の三月くんにとって、一織くんのその言葉はそれ以外の何物でもない

じゃあ、それが本当は別の意味、自分たちをプロデュースしようという気持ちの元に成された行動だと知った時、どうなるだろう

 

それはきっと、もう少し先のお話

もしかしたら上手く収まるかもしれないし

一織くんなら死ぬまで一生、自分がプロデュースをしてたことは隠し通せそうでもあるんだよな。希望的観測であることは否めませんが

 

 

 

三月、大和さんのモノマネうますぎて笑っちゃった

もうこうなったらメインストーリーが終わるまでにメンバー全員分のモノマネして欲しいな

 

 

 

初期の出来事をまるで懐かしむようにお話されて、感情がぐちゃぐちゃになった

長い時間を一緒に過ごして、大方の問題も解決してきて、たくさんの経験をして、そうやって出来上がった今のIDOLiSH7がとても愛おしいけど、初期からの変化を否応なく突きつけられてしまってなんか…

嬉しいんだけど嫌だよ…ってなった

7年(作中では2年?)も前のことなんだから懐かしくて当たり前だけどさ

 

そして三月くんと陸くんの「来いよ、陸!」「わーい!」にほっこりしてたら一織くんの「は?」で大爆笑ですよ。ごめんね

実弟なんですけど…」があまりにも和泉一織で可愛かった

そうだよね、実弟だもんね。お兄ちゃんによしよしして欲しいよね

 

それにしてもどうしてここで三月くんは一織くんじゃなくて陸くんを呼んだんでしょうね

ただ近くにいたからとか、一織くんを嫉妬させてみたくてとか、そういうのならいいんだけど、なんかそうじゃない気がするんだよな

三者から見ててもあそこで一織くんを呼ばなかったのは不自然すぎる

じわじわと和泉兄弟の不穏が顔を出してるような気がして…陸くんの「コントロール」にも反応してたしなあ

 

 

 

オンラインオセロするノースメイア王家兄弟、可愛すぎませんか?

負けそうになったら接続のせいにしてぶち切るあたりがセト殿下らしくて良かった

 

 

 

そして一織くんがファンサまでしたのに桜さんのおかげで解決してる陸くん大好き

良い意味で、一織くんの扱いってそのくらい雑でいいと思う

全部が「一織のおかげで」になってしまうと、本当にIDOLiSH7の全て、七瀬陸の全てが彼の手中に収まってしまうことになるから

一織くんはそれを望んでるんだろうけど、わたしはそうはならないでいてくれるこの状況に安心してるよ

 

 

 

ここの兄弟みたいに仲良くしてるMEZZO”、可愛いなぁとか思ってたのにその後の展開で心臓抉り取られた…

ここで退寮の話を持ってくるんですねアイドリッシュセブン

 

いつかは、とは思ってたよそりゃ

ずっと永遠に今のままでいられるなんて思ってない

だけどまだいいよ…そういう話はまだ二次創作内だけで十分ですから…

 

一緒に暮らしていなくたってIDOLiSH7が終わってしまうわけではないのは分かってるし、実際(以前の)TRIGGERも、(現在の)Re:valeも、ŹOOĻも一緒に暮らしていなくても素敵な関係を築いていると思うけど、IDOLiSH7の形が少しでも変わってしまうことが今はとても怖い

我儘でも何でもいいから、どうか今の7人を引き離さないで

せめて彼らの心を大切にして

世間の為に彼らの気持ちを置き去りにしないで

 

 

この時のMEZZO”とほか5人の笑顔のやり取り、完全に「表に向けられた笑顔とその裏に潜む闇」で泣いてしまった

今のIDOLiSH7ってまさにこれじゃないですか

彼らはどんなに苦しくて悲しいことがあっても隠して笑顔でアイドルしなきゃいけない

向けられた笑顔には笑顔で応じなくちゃいけない

それをメンバーにまでし始めてしまったのが私はとても悲しかった

 

メンバーには隠し事なんてしなくていいよ。全部話せとは言わないけど、しなくていい秘密事なら辞めようよ

悲しませるかもしれなくても、みんなと共有して、7人で乗り越えていって欲しい

 

だけど初期にMEZZO”を組むことになった時、壮五さんの制止も聞かずみんなに話してしまった環くんが、黙っていることの優しさを知ったのは成長を感じられてよかったな

 

だからってメンバーにまで隠し事はするな…!

それをしてろくなことにならなかった人たちをたくさん見てきたでしょ貴方たちも

 

 

 

2話のタイトル「期待(不安)」なのやばいでしょ

何なんだ本当に…

この期待は千さんから百ちゃんへで、不安は百ちゃんの作詞とそれに伴う千さんとの関係の変化に対するものかな

 

 

 

無人島で1ヶ月暮らしながら新曲制作」って、何がどうなったらそれがハードじゃないに分類されるのか聞きたいよおかりん

 

それもログハウスて。金かける方向おかしくない?最高でだいすきだけども

 

「地球よりモモに優しくしたい」なんてパワーワードなの

もうRe:valeはこのままでいて欲しい

ここだけが安心できる場所だよ…(ラビッティくんのことは忘れた顔)

 

千さんの「あの程度はキツいに入らない」私はかなり納得したんだよな

だって自分がそこまで心血注いでやってきたものに、中途半端な気持ちで入ってきて欲しくないと思うのは当たり前でしょ

そして千さんは本気で作られた未完成なものと、上辺だけの良さげなものは分かる人だと思うんだよ

まぁ言葉にデリカシーはないですが…(最悪)

だから無人島も上手くいくんじゃないかなぁ…確証はないけれど

 

ここに来てもやっぱりまだ百ちゃんはまだ万理さんに囚われてて、千さんに嫌われてしまうことにここまで敏感なんだなあ

ここまでのことでかなりそういう思いは軽減されてるのかと思ってたけど、まぁそんなに簡単に消える思いでもないか

万理さんが見つからなかった5年間、ずっと嫌われないように、捨てられないようにってしてきたんだもんな

それにしても万理さんと一緒にいたころと同じようにして欲しいけど、同じ扱いはして欲しくない、対等でいられる自信はない百ちゃん面倒くさすぎる(褒めてる)複雑〜!!

 

 

 

八乙女楽、出てきた瞬間から八乙女楽で最高だった

 

天くんと楽くんの答えは、まぁ二人ならそう言うだろうなって感じで

その中でも私は天くんが「番組プロデューサーの考えが間違ってるとは思わない」って言いきってくれた事が嬉しかった

松永さんの言うことは決して間違いではないんだよ

今のアイドル業界の風潮としてそういうものもあることは事実なんだ

だけど、それはTRIGGERの信念ではない、ただそれだけ

 

自分たちの信念と違うからって悪では無い、と、本人の口から聞けたのは良かったな

4章配信後にアイナナファンから松永さんに向けられた言葉が少し気にかかっていたので

 

 

 

ファンからアイドルへ向けられた愛の話、泣いてしまった

アイドルがファンを傷つけたくないって思ってくれてるのと同じように、ファンも自分の大好きなアイドルを傷つけたくない、できる限り幸福に笑っていて欲しいと願ってるよ

だから見ないフリだってするし、そのままサイリウムを振る

貴方たちがアイドルでいてくれるためなら小さな嘘も秘め事も飲み込める

ステージで輝いている貴方たちが大好きだから

 

 

姉鷺さん、ほんっとうにかっこいい

誰よりTRIGGERを愛して、信じて、好きでいてくれる

最強の味方だ

こんな人がTRIGGERのマネージャーでいてくれて良かったって、この前も言った気がするけど今回も言うよ

本当に本当にありがとう

 

 

 

そして「TRIGGERかっこよすぎませんか」に繋がるのですが

 

 

私はここの天くんの「ボクにはボクなりの、ささやかな寂しさやつらさがあった」という言葉に、本当に胸を抉られたような気持ちになった

寂しくないはずない。つらくないはずない。

それでもそれを、この期に及んで「ささやかな」と表現してしまう彼の優しさと哀しさに、どうしようもなく胸が痛んだ

 

これについてはちょっと思うところがありすぎたので、別の記事にしました(https://hamu-uma.hatenablog.com/entry/20220131/1643640770

 

そしてこれ、陸くんは気付いてて「知らないフリをし続けることが自分の罪だ」とまで言ってるのがまたなぁ…

わたしはこの双子の在り方がかなり好きなんだよね

天くんが必死に隠し続けたことも、陸くんが気付かないふりをし続けていることも、きっと愛なんだよな

 

 

そして変わらないために変わり続けるTRIGGER、めちゃくちゃにかっこいい…

語彙が吹っ飛ぶ

常に新しいことに踏み出していくその姿勢、本当にかっこいいよ

どこまでかっこよくなるんだろう

その躍進をずっと見ていられること、とても幸せだと思う