たからばこ

好きなものを好きなだけ

アイドリッシュセブン メインストーリー 第5部 10章 感想

 

 

これまでが大体20章前後で構成されてたのを考えるとついに折り返しまで来ちゃったな…

アイドリッシュセブン新章更新がある生活、怖いし不安だし常に命握られてる感じだけど同じくらい生きる意味や活力もここにあるから終わっちゃうの嫌だな。さみしい。

まぁでもね、アニナナ3期後半も待ってるし、今年はなんてったって7周年イヤーだからね。楽しみなこともいっぱいある。

 

 

TRIGGERの3人と三月くんの「テレビの前だから絶妙な距離を取りつつ、それでも互いにこの場に戻って来れたこと、戻って来てくれたことが嬉しくて仕方ない」みたいな絡み方がほんとにほんとに…。

ライバルグループとしての距離は保ちつつも仲良しなところを見せてくれるのが本当に嬉しくて。ファンにとってもプライベートで仲の良いアイドルが見れるのは嬉しいんじゃないかなぁ。

あんまりよく思わない人も居るんだろうけど、少なくとも私は3次元とかでも好きな人同士が公の場でも仲良く絡んでくれるのは嬉しいので今回も嬉しかった。

 

 

クールでセクシーでワイルドでキュートなTRIGGER無敵なんですよ!!お姉さん方分かってる!!ってキャッキャしちゃった。私らはキュートなところも早々に知ってたからなぁ。

事務所を離れ、1度堕ちたからこそ出てきた(堕ちたおかげなんて言いたくはないけど、事実それによってもたらされた新たな一面であることは否めない)魅力によってこれからまた新しいファンが増えていくのかも知れない。

すごい勢いでトップへと駆け上って行ってるIDOLiSH7にとって、最強で最高の敵になるのはやっぱりTRIGGERなのかな。IDOLiSH7をアイドルにしてくれて、ここまでずっと一緒に走ってきてくれた人たちだもんな。

 

ファンたちはずっと気付いてたんだよね、TRIGGERの仲良しに少しのフィクションが混じっていたこと。その全てが本心ではなくて、ビジネスライクな付き合い方であったということ。だけどそれは決して悪なわけではなくて、それがTRIGGERの在り方ならとずっと飲み込んでた。

すごいんだよな、ファンって。大和さんと三月くんが喧嘩してた時のファンの子の言葉にも驚いたけど、本当にすごい。IDOLiSH7が、TRIGGERが大好きだからこそ分かるんだ。そして分かるからこそ飲み込んだり踏み込んだりできる。

 

「オタク」って今でこそそんなに酷い差別用語でもなくなったけど、数年前まではそれだけで嘲笑の対象になったりしてた。だけどひとつの事にこんなにも愛情と熱意を傾けて、その人やモノたちに長く強く熱中していられるのって本当はすごく尊い行為なんじゃないかと思うんだよ。誰にでもできることじゃない。もちろん行き過ぎればそれは害悪なものにもなるんだけど。

アイドリッシュセブンはそういうオタク(≒ファン)のすごさや尊さ、そして恐ろしさや行き過ぎた害悪性を描くのが本当に上手いよなぁ…。

アイドリッシュセブンに出てくる嫌なファン、例えばセンター交代の時に喧嘩してた子達とか、三月くんを傷つけた人達とか、環くんを嘘で騙した子とかも、根本にあるのは必ず「誰かを好き」って気持ちなんだよね。根っからの悪意で誰かを傷つけてるわけじゃない。だからこそ己の身を振り返る良い機会になる。私の好きは誰かを傷つけることになってないか、誰かを追い詰めることになっていないか。

「アイドルを苦しめるのはいつだって好きの感情」という言葉はこういうところにも繋がってくるのかなと思っていたり。上に書いたような人達はもう「好きだから」なんて言葉じゃ許されないくらいのことをしてると思うけど。

 

 

ミスター下岡さんの言葉、嫌味なく松永さんやたくさんのファンたちの声を代弁しててすごいなと思った。そりゃ名MCだもんなあ。

 

 

九条鷹匡、お茶の間で見られるようなテレビに出て大丈夫なんか。ここのインパクトが強すぎて脚本家さんの名前何も残ってない。ごめんなさい。

 

楽くん九条鷹匡相手に(カメラの前だからかなり抑えてるとはいえ)めちゃくちゃ喧嘩腰で笑っちゃったんだけど、九条鷹匡が「大ヒットのクレセント・ウルフの後だから慎重になるのは当たり前だよね」みたいな感じで上手く収めててこいつ出来るやつだ…になった。静かに人の心を誘導する能に長けてる。

このVTRを見て楽さんちょっと怖くない?ってなった人にも、九条鷹匡のあの一言があることで、あぁそうか、仕事に対して真摯に向き合うからこそか。って思わせることができる。

 

 

なんか九条鷹匡がゼロに妄執してるとか天くんをゼロにしようとしてるとかの裏側を知ってるからあれだけど、これ単純に見たらTRIGGERすごいのよね。

あのゼロのプロデューサーにプロデュースしてもらうんだもん。そこだけを見ればとっても光栄なことなんだろうな。

 

 

「明るく、無邪気で、誰もが夢を見ていた」ってまさに陸くんでもう…。こわ…。

 

 

てかミュージカル『ゼロ』ここで言っていいの!?って思ってたらガチ初出し情報でびっくりした。番組がTRIGGERへ掛ける思いと同じようにTRIGGERも番組を信頼してくれてるのかなって思ったよ。だってそうじゃなきゃこんな大プロジェクトの発表の場をここには持って来ないでしょう。

 

三月くんめっちゃ驚いてるじゃん、そりゃそうなるよな。って思ってたらその後の陸くんで笑った。

天くんが必死に隠そうとしてたミュージカルのタイトルを知ったら怒るのかなとか思ってたんだよ。なんとか出るの止めようとするのかな、とか。けどまさかの「絶対見たいじゃん!」ですよ。かわいいねえ。ここだけ何回でもリピできる。

 

 

主題歌「SUISAI」桜春樹の曲ってこともあってか、かなりIDOLiSH7らしい曲だなと思ったんだよね。なのにTRIGGERが歌っていて全然違和感がない。むしろめちゃくちゃかっこいい。これ実際に作曲されたのどなたなんだろ…。すごいよね。桜春樹の曲だからIDOLiSH7らしくという部分は守りつつ、TRIGGERの良さも決して消さない。早くフルで聞きて〜!!

 

 

偽ゼロによる脅迫事件ねえ…今回も起こるのかな。

スタッフさんたちが「プロデューサー公認なんだから大丈夫でしょ」って言ってたけど、その公認したプロデューサー自身が過激派なんだよなあ…。九条鷹匡ほんとめんどくさくて複雑だね。どうなるのかな。TRIGGERがこれ以上危ない目に遭うことだけはありませんように。

 

ゼロより上と言われる九条天、喜んでいいとは到底思えないんよな。恐怖でしかない。

天くんほんとにゼロのようになるつもりなんかな…。偶像を演じて、光だけを見せて、闇をその内に抱え込んで。そんなの望んでないよ。

 

 

桜春樹強火担の棗ちゃん面白かった。解釈違いです。強い。

 

環くんの「がっくんが九条やったら、九条も好きになっちゃうじゃん!」あんまりにも分かりすぎて赤べこになった。がっくん使うのずりぃよね。

九条鷹匡、プロデューサーとしての腕は確かなのにこんなに嫌われてるの人格がダメすぎて笑うしかないやろ。頑張れおじさん。

 

 

「障壁」って言葉の選び方だよ一織くん。なんかねぇ、怖いよね。いくらライバルグループと言えど、人の栄光を素直に称えられないのは危うい気がする。称えるまでは行かずともそれを障害物のように言ってしまうのはどうなの。

本当に一織くんだけが先走ってる感じが否めないのが恐ろしいなあ…。

 

でもやっぱりここでの一織くんの言葉を聞いてる限り、天くんがこうしてゼロになろうとしてるのは陸くんがそうなるのを止めるために、って感じぽいよね。知らんけど。

 

 

ŹOOĻくんたちまた今回もやってんな〜と思ってケラケラ笑いながら見てたんだけど、こうやってこれを平和に笑いながら見てられるうちが良いみたいなとこはあるよな…。

ここまで引っ張るってことはこの後の大きな壁になるのは間違いないと思うんだよな…こわ…。

てかここのŹOOĻ、絵で見たすぎる。スチルくれなかったからアニメになること期待してます(気が早い)。

 

 

心臓に悪い10章4話。びっくりするわ。やめろ。

一織くん初のNGがこの場面での「兄さん」なのキツすぎるやろ。無理。ほんとやめて。

 

身分(地位)詐称の隠し事に、その原因は古市(三月)のため。そして告白の機会が遅くなったが故の余計な捻じれ。こんっなにリンクすることある?9章1話とは別の意味で泣きそうになった。

 

でも私これ、わざとここで入れることで現実には起こらないんじゃないかなって思ってて。願望も含まれてるけど。

古市は「大事な遺産を守るためにも他のシェフを」って言うんだけど、9章1話で三月くんは「あんたには要らなくても、オレを必要としてくれる人のために頑張りたい」って言うんですよね。だからこう、自分がIDOLiSH7に入れたことが情けの結果だったと思ったとしても、それでも、今さらここを離れるつもりなんてないからって言えるのかなとか。

これは今回彼が持てた自尊心がもう二度と揺るがないということが前提だけど。

 

あと都志見先生は同じ展開を二度は踏ませない気がしてるんだよね。知らんけど。

台本と同じように最悪のタイミングで隠し事がバレてしまうっていうのはMEZZO”でやってるし、三月くんの一度得た自尊心が砕かれるのももうやってるから、今回は上手いこと収まらないかなとか…無理かな…アイドリッシュセブンだしな…。

何事もなく丸くは収まらないよね、たぶん。でもなんか違う形になる気がしてる。ただの希望的観測かも。

 

 

その後の一織くんの「まーーーた」面白すぎたんだけど、こんなふうにどうせ仲直りするんだから手短に終わらせちゃえよと思えるような兄弟喧嘩すら一織くんはして来なかったんだよな、だからこそ今こんなにも拗れてしまってるんだよな、って思っちゃってダメだった。

早くカミングアウトしてしまえよもう…!!胃が痛いのはこっちも一緒なんだよ…!!

 

「私と兄さんの仲は永遠にピースフル」それ一織くんから出てくる単語なんかと思ってびっくりした。

いつもは冷静に周りが見えるのに、三月くんとのことになると途端に願望型になるの何なんだろうね。

自分がしてることは決して兄にはバレないと思ってるからこそか?

 

語彙力の喪失したいおりくん(5歳)かわいかった。めちゃくちゃ。兄さんにバキーされるの怖いんだねえよしよし。大丈夫だよ、兄さんは一織くんにはたぶんバキーしないから。たぶん。

とりあえず早くカミングアウトしてくれ。

 

 

なんか今回読んでて、意外と7人(全員は揃わないことも多いけど)一緒にいる時間取れてるのかな?って思った。どうなんだろ。そうだといいなあ。

 

 

Re:valeの立場の話、コミカルに軽く描かれてたけど、彼らが少しづつ絶対王者でなくなってきてるってのは事実なんだと感じて何とも言えない気持ちになったな。

誰かが上に行けば誰かの立ち位置が下がる、当たり前のことだけどさ。

 

 

Re:valeの不穏はやっぱり作曲に関することのせいになるんだろうなあ。大好きだからこそ戸惑って怖くて手が出せない百ちゃんの気持ち、すごくよく分かる。大好きな人の作品を自分の手で汚してしまうなんて、そんなの許せるはずないもの。

不安だなあ無人島生活。こんなスチルで次回更新に続けるな…。