たからばこ

好きなものを好きなだけ

アイドリッシュセブン メインストーリー 第5部 6章 感想

 

 

 

悠くんは自分のこと見て欲しいんだよね

アイドリッシュセブンって子供が大人になるまでの過程だよなぁとつくづく思う

世界と交わって、たくさんの人に愛されて、見てもらって、そうして大人になっていく

特にŹOOĻはそれが分かりやすい

もともとヒールとして出てきてるからかな

 

IDOLiSH7がぐんと成長して、これまでは苦しみながらも先へ進むという感じだったのが少しづつトップという針のむしろへ進んでいるように見えてきて、少しつらい

これまではストーリーがどんなに苦しくてもその先の希望を信じられたけど、今はその希望の欠片すら見えないような気がする

5部に入ってから怒涛の不穏を浴びせられてるからかな

IDOLiSH7が成長したことによる嬉しさや良さだって、ちゃんと描いてあるはずなのに、不安なことばかりが目に付いてしまう

 

だからこそ、今、こうやって初期のIDOLiSH7のようにわちゃわちゃと楽しそうにじゃれて、この先どんどん進んでいって、希望しかないように思えるŹOOĻがとても羨ましい

裏側を知っている身からすれば今「安心して推せるアイドル」はIDOLiSH7ではなくなってきているような気がする

 

もちろんアイドリッシュセブン自体がどんなにつらくても希望へと進んでいくコンテンツなので、本当に地獄しか待ってない、なんてことはないと思ってるのですが、メンタルが弱ってる時に今のIDOLiSH7を見ているのはきついなぁと思った

 

 

 

虎於のイメージの話、すごく頷いた

私たちはどんな人の言葉も、自分のイメージ通りに歪めてしまうところがある

例えばアイナナのキャストさんが、たまたまキャラのカラーが入ったものの写真を上げていたとする

その人にその意思はなくとも、私たちは「〇〇を意識して買ったのかな?」と騒ぎ立てる

こういうのも、程度としては小さくはあるけど「イメージの型に当てはめる」行為なんだろうな

善し悪しではなくて、人が何かを受け取る時、必ずそこには自分の認知のフィルターがかかるから

 

虎於はずっとそういうやり取りを強いられてきたんだよな

巳波にとっての桜春樹に出会えることもないまま、ここまで来てしまった

 

コミュニケーションを不毛だと言わなかった巳波が羨ましかったんだよな

 

大丈夫、今虎於の周りにいる人達にはちゃんと話せば伝わるよって言いたいけれど、こんなのは無責任な言葉にしかならないんだろうな。もどかしい

 

自分の言葉をそのままちゃんと受け取ってくれる人に出会えることはとても貴重だ

だからこそ、そういう友人を大切にしていたいと思う

 

 

宇都木さんが虎於を気遣ってかけた言葉さえ、彼にとっては自分の思いを聞いてもらえなかったという思いに繋がる

そうやって、誰かの言葉で自分の気持ちを飲み込むことに慣れてしまってるんだろう

現状では巳波だけがそういう虎於のことに気付いているのかな

 

 

 

吠えたくても吠えられないようにされてしまった犬

やりたくても踏み出せなくなってしまった自分

 

シルエットしか映らない犬だけでこんなに感情めちゃくちゃにされてしまうのほんと何?

 

 

 

宇都木さん、本当に掴めなくておもしろいな

可愛い人だな…(cv増田俊樹)になる

 

 

 

「それぞれ違う場所で、戦って、生き残って、出会った」すごく良いですね…

普通なら恥ずかしくて鳥肌立っちゃうような言葉が文字にされるの大好きなので、素直に良いな〜!と思った

 

まぁそんな思いも数分後に裏切られるのですが

 

 

 

元NO_MADの人が出てきてからのŹOOĻ、まさにササゲロ。で笑っちゃった

共依存メンヘラバキバキ彼氏じゃんこれは

 

みんなトウマのこと大好きだもんな

 

 

 

どうして巳波は盗み聞きするなら…とか言ってんの

どこでそんなスキル身につけてくる?怖いんよ最早

 

 

 

トウマ、即座に「今の俺にはŹOOĻがあるから」みたいなこと言って断ってくれると思ってたらまさかの「考えさせてくれないか?」で頭抱えた

マジでか。お前、マジでか

 

そこを天秤にかけちゃうんだなぁ…

「兼任でいい」とか言われちゃったからかな?とも思ったけど、そのあとŹOOĻのメンバーに今回の話を隠してる様子からして、完全に後ろめたく思ってはいるんだよな

 

すぐにŹOOĻだけを選んでくれなかったこと、わたしとしてはとても残念で悔しかった

だけど他の勧誘に負けてしまいそうになるこれすらも、まだ足元の危うい駆け出しのアイドル感があって良いなと思いましたね…

もうŹOOĻのすることなんでも羨ましく見えてしまってダメ

 

トウマ本当にチョロチョロのチョロで笑った

この情に脆いあたりが狗丸トウマらしくはあるけど、やっぱり悔しいな

元々トウマはNO_MADがなくなってしまったからŹOOĻに来たみたいなもんだしなぁ…

ブラホワでTRIGGERに負けたとて、NO_MADが続いていたら今ここにはいなかったと思うから

 

だからってNO_MADとŹOOĻを天秤にかけることを仕方ないとは思わないけどな…!!

さすがにちょっと薄情なんじゃ?とまで思ったよ

 

 

 

巳波、絶対に怒らせちゃいけないタイプで怖かった

何があっても彼だけは敵に回さないようにしようと思ったね

 

 

 

トウマにNO_MADよりŹOOĻを選んで欲しいけど、面と向かって言葉にしては言えないのがめちゃくちゃŹOOĻって感じだな

遠回しに、外部に向かってその思いを吠えることでしか自分の心に素直になれない

相手の心に真正面から向かい合って、もし拒絶されたら怖いから

 

 

 

Survivorめちゃくちゃかっこよかった

ŹOOĻの曲っていつも好みど真ん中なんですよね

良い曲だなとか、歌詞のここが…とかじゃなくて、ただ本能的に好きだ!!ってなる感じの曲

元々バキバキの邦ロック界隈の人格がここで出る

 

 

 

不穏なIDOLiSH7のターン…

その日の朝言われたことをも思い出せないって、なかなかなのでは…と思ったけど、まぁ私もそういうことあるわ

 

けどちょっと不安だねやっぱり

 

だって今までの陸くんにとって、というか最近天くんと連絡を取れてないってしょげてた陸くんにとって、天にぃに関する情報なんてめちゃくちゃ重要で嬉しいものだったはずでしょ

それすら思い出せないほど、脳が情報で飽和してしまってるのは怖い

 

 

この「貴重な体験をしてるはずなのに、全然受け止めきれてない感じ」はめちゃくちゃ分かるな

目の前のことに一生懸命で、さっきやってたことを反芻する暇もない

反芻しないでいたら忘れてしまって、結局、一日が終わった時に手元に残ってる情報なんて僅かになってる

そういう気持ちは分かる。その不安さも何となくわかるよ

何かを初めてやる日や、非日常を過ごすとよくなるやつ

陸くんたちは今それを毎日やってるんだな

それは体力は平気でも気力がを保つのがしんどいだろうな

 

 

 

5章であの天くんを浴びてからのここの陸くんの言葉…

今の双子の関係性が好きだって言ったけど、しんどいものはしんどい

 

いいんだよ、天くんは陸くんに甘えてもらって頼ってもらえる、そんな自分を誇りに思ってる

もしそれがしんどくなった時は、ちゃんと頼れる場所を彼はもう持ってる

だから陸くんは安心して、何も知らない顔して、それに身を委ねていたらいい

それこそが天くんにとっての幸福にもなるから

 

 

 

クールの具現化が一織くんなのめちゃくちゃおもしろい

どちらかと言うと一狼寄りの一織くんだった感じがするけど(オプナナの解ミスを引きずってるオタク)

 

しかもこのせいで緩っと濡れ衣着せられてる一織くんが不憫でかわいそすぎる

笑っちゃったけど。ごめん

 

 

 

天くんからの電話でジャンプしてる七瀬陸、可愛いがすぎるでしょ…

 

 

 

忙しいけど、つらくはない

その言葉が聞けてよかった。本心なら、だけど

 

 

 

紡ちゃんと楽さん、少しづつでも元のようになってくれたらいい

二人で会うのはさすがに気をつけなよ…とは思ったけど

アニナナ3期の例のシーンでなかなかに心抉られたのでね…早く元に戻れ…

 

 

 

ナギくんが桜春樹に会うことを目標にアイドルになったことは知っていたけど、それと同じくらいIDOLiSH7を好きだという気持ちも持ってくれていると思っていたから、桜春樹を亡くしたことが「目的を失ってしまった」「これからどうしたら良いだろう」なんて言うほどのものだと知って苦しくなった

 

そこを「IDOLiSH7のみなと歌うことが楽しいから、これから先も彼らと共に」に置き換えることは出来なかったんだな

 

桜春樹を亡くしてから、きっと彼をゆっくり偲ぶ暇もないほど忙しくしているんだろうし、まだ気持ちの整理が着いていないのだと言えばそれまでだけど

 

その辺が十さんと桜春樹についての話をすることでカタルシスになって、ナギくんの心を救うことになればいいけれど

 

 

 

アイドリッシュセブン メインストーリー 第5部 5章 4話に寄せて

 

 

 

5部5章4話での天くんの「ボクにはボクなりの、ささやかな寂しさやつらさがあった」という言葉について

自分語りマシマシの自己解釈です

 

 

 

わたしも三人兄弟の長子だから、弟妹がいることで上の子が感じる寂しさやつらさをなんとなく理解できるんですよね

特に天くんなんかは弟といえど双子で、なのに弟は病気持ちだから両親はそちらにかける手が多くなってしまってる

それってきっと苦しいだろうな、とずっと思ってて。この場を借りて白状すれば、幼いころの彼の心の内を思って泣いたこともあるくらい、わたしにとっては身近で切実な問題だった

 

まだ幼いころの子供にとって、親がこっちを見てくれないって想像を絶するような恐怖と不安と孤独なんだよ

とくに七瀬家、両親が夜の仕事だったのならお昼は家にいるはずで、保育園とかに行ってなかった可能性もあるんだよね

陸くんは喘息があるからなかなか受け入れてくれる保育所もないだろうし

つまり天くんは、外との繋がりもあまりない、閉じられた家庭の中で、どうしても比重的に弟を構う時間が長くなってしまう両親と過ごしてたかもしれない

 

明日は公園に行こうと約束していても陸くんの体調が良くなくて行けなくなってしまったり、風邪を引いた日には1人別の部屋で寝かされてしまったり、そんなことがあったかもしれない

 

もちろん両親だって、きっと天くんにも寂しい思いをさせないよう、精一杯はしてくれたと思う

きちんと愛情に溢れていた人だと、ラビチャとか見てれば分かる

だけどやっぱり、それだけじゃ補いきれないところはたくさんあったと思うんだよ

 

それでも、天くんはずっと、まるで幼い頃の寂しかった、もしかしたら夜中に1人布団の中で泣いていたかもしれない七瀬天なんていなかったかのように振る舞っていて、陸くんのことを心の底から愛していた

 

だから「天くんは本当に陸くんの笑顔のためなら自分の犠牲なんて何とも思わなかったのかもな」と思っていたこともあった

彼はわたしと同じ長子だけど、わたしとは違う人間だったのかもしれないと思ってた

 

だけど今回の天くんの言葉を聞いて、やっぱり寂しくてつらかったよな、と思って、たくさん泣いた

 

彼はようやく、それを素直に打ち明けられる仲間に出逢えたんだ

本当によかった

 

自己投影だと言われればその通りだと思う

私なんかが天くんの気持ちを理解出来てるなんて思わない

だけど、彼のあの言葉が、たった一言が胸に響きすぎて、どうしようもなかった

 

そしてそれでも、そんな思いを抱きながらも、陸くんの前ではそんな悲しさの欠片も見せず、さらには弟の治療費のために実の家族たちとの縁を切る覚悟で九条鷹匡について行ったの本当にすごいよな…

前に天くん自身が言っていた「九条さんに見せてもらったショービジネスの世界に興味が湧いた」というのも多少は本心かもしれないけど、それだけじゃ絶対こんな道を歩む必要なかったんだから

 

天くんのしてきたことは本当にすごいことで、めちゃくちゃ誇れることで、そんな過去の自分を誰より褒めてあげている貴方がわたしは大好き

たくさん頑張ったね、えらかったよねって抱きしめてあげたい

 

今の陸くんがあるのは、確実に天くんのおかげだよ

自画自賛なんかじゃない、貴方は本当にすごい

七瀬天も、九条天も、世界一かっこいいスーパースターだ

 

 

 

 

 

 

アイドリッシュセブン メインストーリー 第5部 5章 感想

 

 

 

いやぁ、あのね

TRIGGERかっこよすぎませんか

これこそまさに「変わらないために変わり続ける」だなと思った

 

語彙力が完全に失われてしまってるんですが、書いていきます

 

 

 

初手から不穏な話をしちゃうんだけどさ

なんかもう、一織くんが純粋に三月くんの成功を喜んでるのかIDOLiSH7が躍進することに喜んでるのか分からなくて恐ろしくなった

後者がダメというわけではないんだけど、前者とではそこに含まれる意味合いや感情ってかなり変わってくると思うんだよ

大好きな兄が認められて嬉しいのか、兄を媒介としてIDOLiSH7がまた広く知られることが嬉しいのか

どっちもあるだろうとは思うんだけど、どっちの比重が大きいのかな、とかね

いろいろ考えてしまった

 

一織くんのビジネスの手腕、ほんとにすごいと思うし頼もしく思ってるんだけど、同じくらい危うく思えてしまう

なんだかんだ言ってもやっぱりまだ17歳の高校生だもの。世間的に見てもまだ子供

その知識と技術は本物だと思うけど、経験でしか得られないものもあるし、機械的に分析してコントロールしていくだけではいつか上手くいかない時が来るのではと気が気じゃない

 

んん…でも何より、喜んでいる一織くんを見てそんなことを考えてしまう自分がすごく嫌だ

難しいこと考えないで素直に「良かったね!」って言いたいよ…

 

嬉しかったよね、憧れで大好きな兄がやりたいことをして、それで認められて。ずっと願ってたことだもんな

やりたいことにひたむきで、一生懸命な兄の姿を、どんなエンタメより胸躍らせてくれるものだったと言い切ったんだ。今回のことが嬉しくないはずがない

 

三月くんが何かに抜擢される度、誰かに褒められる度、誰より、下手したら三月くん本人よりも嬉しそうにする一織くんをこれまでに何度も見てきた

その気持ちだけは、本物だと信じたい。というか本物だと思うんだよ

だからこそ、彼の言動を弟としてのものかプロデューサーとしてのものかを探るような真似をしてしまうことがとても後ろめたい

 

 

「今度企画書を見せてください」という一織に対して「勉強熱心だな」という三月

そうなんだよな。今の三月くんにとって、一織くんのその言葉はそれ以外の何物でもない

じゃあ、それが本当は別の意味、自分たちをプロデュースしようという気持ちの元に成された行動だと知った時、どうなるだろう

 

それはきっと、もう少し先のお話

もしかしたら上手く収まるかもしれないし

一織くんなら死ぬまで一生、自分がプロデュースをしてたことは隠し通せそうでもあるんだよな。希望的観測であることは否めませんが

 

 

 

三月、大和さんのモノマネうますぎて笑っちゃった

もうこうなったらメインストーリーが終わるまでにメンバー全員分のモノマネして欲しいな

 

 

 

初期の出来事をまるで懐かしむようにお話されて、感情がぐちゃぐちゃになった

長い時間を一緒に過ごして、大方の問題も解決してきて、たくさんの経験をして、そうやって出来上がった今のIDOLiSH7がとても愛おしいけど、初期からの変化を否応なく突きつけられてしまってなんか…

嬉しいんだけど嫌だよ…ってなった

7年(作中では2年?)も前のことなんだから懐かしくて当たり前だけどさ

 

そして三月くんと陸くんの「来いよ、陸!」「わーい!」にほっこりしてたら一織くんの「は?」で大爆笑ですよ。ごめんね

実弟なんですけど…」があまりにも和泉一織で可愛かった

そうだよね、実弟だもんね。お兄ちゃんによしよしして欲しいよね

 

それにしてもどうしてここで三月くんは一織くんじゃなくて陸くんを呼んだんでしょうね

ただ近くにいたからとか、一織くんを嫉妬させてみたくてとか、そういうのならいいんだけど、なんかそうじゃない気がするんだよな

三者から見ててもあそこで一織くんを呼ばなかったのは不自然すぎる

じわじわと和泉兄弟の不穏が顔を出してるような気がして…陸くんの「コントロール」にも反応してたしなあ

 

 

 

オンラインオセロするノースメイア王家兄弟、可愛すぎませんか?

負けそうになったら接続のせいにしてぶち切るあたりがセト殿下らしくて良かった

 

 

 

そして一織くんがファンサまでしたのに桜さんのおかげで解決してる陸くん大好き

良い意味で、一織くんの扱いってそのくらい雑でいいと思う

全部が「一織のおかげで」になってしまうと、本当にIDOLiSH7の全て、七瀬陸の全てが彼の手中に収まってしまうことになるから

一織くんはそれを望んでるんだろうけど、わたしはそうはならないでいてくれるこの状況に安心してるよ

 

 

 

ここの兄弟みたいに仲良くしてるMEZZO”、可愛いなぁとか思ってたのにその後の展開で心臓抉り取られた…

ここで退寮の話を持ってくるんですねアイドリッシュセブン

 

いつかは、とは思ってたよそりゃ

ずっと永遠に今のままでいられるなんて思ってない

だけどまだいいよ…そういう話はまだ二次創作内だけで十分ですから…

 

一緒に暮らしていなくたってIDOLiSH7が終わってしまうわけではないのは分かってるし、実際(以前の)TRIGGERも、(現在の)Re:valeも、ŹOOĻも一緒に暮らしていなくても素敵な関係を築いていると思うけど、IDOLiSH7の形が少しでも変わってしまうことが今はとても怖い

我儘でも何でもいいから、どうか今の7人を引き離さないで

せめて彼らの心を大切にして

世間の為に彼らの気持ちを置き去りにしないで

 

 

この時のMEZZO”とほか5人の笑顔のやり取り、完全に「表に向けられた笑顔とその裏に潜む闇」で泣いてしまった

今のIDOLiSH7ってまさにこれじゃないですか

彼らはどんなに苦しくて悲しいことがあっても隠して笑顔でアイドルしなきゃいけない

向けられた笑顔には笑顔で応じなくちゃいけない

それをメンバーにまでし始めてしまったのが私はとても悲しかった

 

メンバーには隠し事なんてしなくていいよ。全部話せとは言わないけど、しなくていい秘密事なら辞めようよ

悲しませるかもしれなくても、みんなと共有して、7人で乗り越えていって欲しい

 

だけど初期にMEZZO”を組むことになった時、壮五さんの制止も聞かずみんなに話してしまった環くんが、黙っていることの優しさを知ったのは成長を感じられてよかったな

 

だからってメンバーにまで隠し事はするな…!

それをしてろくなことにならなかった人たちをたくさん見てきたでしょ貴方たちも

 

 

 

2話のタイトル「期待(不安)」なのやばいでしょ

何なんだ本当に…

この期待は千さんから百ちゃんへで、不安は百ちゃんの作詞とそれに伴う千さんとの関係の変化に対するものかな

 

 

 

無人島で1ヶ月暮らしながら新曲制作」って、何がどうなったらそれがハードじゃないに分類されるのか聞きたいよおかりん

 

それもログハウスて。金かける方向おかしくない?最高でだいすきだけども

 

「地球よりモモに優しくしたい」なんてパワーワードなの

もうRe:valeはこのままでいて欲しい

ここだけが安心できる場所だよ…(ラビッティくんのことは忘れた顔)

 

千さんの「あの程度はキツいに入らない」私はかなり納得したんだよな

だって自分がそこまで心血注いでやってきたものに、中途半端な気持ちで入ってきて欲しくないと思うのは当たり前でしょ

そして千さんは本気で作られた未完成なものと、上辺だけの良さげなものは分かる人だと思うんだよ

まぁ言葉にデリカシーはないですが…(最悪)

だから無人島も上手くいくんじゃないかなぁ…確証はないけれど

 

ここに来てもやっぱりまだ百ちゃんはまだ万理さんに囚われてて、千さんに嫌われてしまうことにここまで敏感なんだなあ

ここまでのことでかなりそういう思いは軽減されてるのかと思ってたけど、まぁそんなに簡単に消える思いでもないか

万理さんが見つからなかった5年間、ずっと嫌われないように、捨てられないようにってしてきたんだもんな

それにしても万理さんと一緒にいたころと同じようにして欲しいけど、同じ扱いはして欲しくない、対等でいられる自信はない百ちゃん面倒くさすぎる(褒めてる)複雑〜!!

 

 

 

八乙女楽、出てきた瞬間から八乙女楽で最高だった

 

天くんと楽くんの答えは、まぁ二人ならそう言うだろうなって感じで

その中でも私は天くんが「番組プロデューサーの考えが間違ってるとは思わない」って言いきってくれた事が嬉しかった

松永さんの言うことは決して間違いではないんだよ

今のアイドル業界の風潮としてそういうものもあることは事実なんだ

だけど、それはTRIGGERの信念ではない、ただそれだけ

 

自分たちの信念と違うからって悪では無い、と、本人の口から聞けたのは良かったな

4章配信後にアイナナファンから松永さんに向けられた言葉が少し気にかかっていたので

 

 

 

ファンからアイドルへ向けられた愛の話、泣いてしまった

アイドルがファンを傷つけたくないって思ってくれてるのと同じように、ファンも自分の大好きなアイドルを傷つけたくない、できる限り幸福に笑っていて欲しいと願ってるよ

だから見ないフリだってするし、そのままサイリウムを振る

貴方たちがアイドルでいてくれるためなら小さな嘘も秘め事も飲み込める

ステージで輝いている貴方たちが大好きだから

 

 

姉鷺さん、ほんっとうにかっこいい

誰よりTRIGGERを愛して、信じて、好きでいてくれる

最強の味方だ

こんな人がTRIGGERのマネージャーでいてくれて良かったって、この前も言った気がするけど今回も言うよ

本当に本当にありがとう

 

 

 

そして「TRIGGERかっこよすぎませんか」に繋がるのですが

 

 

私はここの天くんの「ボクにはボクなりの、ささやかな寂しさやつらさがあった」という言葉に、本当に胸を抉られたような気持ちになった

寂しくないはずない。つらくないはずない。

それでもそれを、この期に及んで「ささやかな」と表現してしまう彼の優しさと哀しさに、どうしようもなく胸が痛んだ

 

これについてはちょっと思うところがありすぎたので、別の記事にしました(https://hamu-uma.hatenablog.com/entry/20220131/1643640770

 

そしてこれ、陸くんは気付いてて「知らないフリをし続けることが自分の罪だ」とまで言ってるのがまたなぁ…

わたしはこの双子の在り方がかなり好きなんだよね

天くんが必死に隠し続けたことも、陸くんが気付かないふりをし続けていることも、きっと愛なんだよな

 

 

そして変わらないために変わり続けるTRIGGER、めちゃくちゃにかっこいい…

語彙が吹っ飛ぶ

常に新しいことに踏み出していくその姿勢、本当にかっこいいよ

どこまでかっこよくなるんだろう

その躍進をずっと見ていられること、とても幸せだと思う

 

 

 

 

アイドリッシュセブン メインストーリー 第5部 4章 感想

 

 

 

今回配信分ラストの4章です

 

 

「長期間の密着型ドキュメンタリーを」という話を聞いて、1番に出てくる懸念が「ファンの子の夢を壊してしまうのではないか」な三月くん、本当に根っからのアイドルだよなぁ

 

アイドリッシュセブンの世界で「アイドルになりたくて」ここにいる子は彼だけなんだよな

兄を追いかけてでも、弟の治療費のためでも、父親への復讐心でもない

調理師免許まで持ってる三月くんは、もっと安定した、実家を継ぐとかそういう道も選べたはずなのに、確実に、自分の意思で「アイドル」を目指してきた

他の子達の理由がダメとかじゃなく、それってとても稀有なことだと思うから

ただ真っ直ぐアイドルっていう夢だけを追いかけてここまで来た三月くんは本当にすごい

 

 

松永さんのこの企画に乗せた思い、私はすごく良いなと思ったんだよ

「完璧な人が不完全なものを見せることで、不完全な人も未完成なものを見せやすくなる」って本当にその通りで

この世の中にはクオリティの高いものが溢れていて、誰もが初めから完璧なはずなんてない、そんな簡単なことさえも私たちはすぐに忘れてしまう

他人のすごいところばかりを見てしまって、自分には才能がない、僕はダメだと挑戦することを辞めてしまう

だけど、そんなすごい人たちでも"普通"であるということ、私たちと同じであることを知ることで「なんだそっか、じゃあ僕だって頑張れば出来るのかもしれない」と、希望を持つことができるようになる

そうして何かを始めた人が、またすごい人になって、そしてそれを見た誰かがまた何かを始める

そうやって希望を繋げていくことが出来るのなら、この企画はとても素敵なものだと思った

 

だけどちょっと不安なところもあるんだよなぁ

おもしろい番組だとは思う
だけど、キラキラしたアイドルの裏側、日常まで特別で"アイドルらしいもの"にされてしまったら、彼らはいつもキラキラしているように映るんじゃないのか


彼らだってただの人だと思って貰えなくなるのは、怖い

 

上手いこと「アイドルたちだって未完成な瞬間がある」と思ってもらってほかの人たちが動き出すきっかけになればいいけど、「こんなに頑張れるのは彼らがアイドルだから、人のために頑張って輝く努力を厭わないからだ」と思われてしまえば、それはアイドルたちに無理を強いても問題ないような空気になって、彼らを窮屈にしてしまうことになる

九条鷹匡の言う「アイドルの資質」を、アイドルみんなが持っているのだと大衆に思わせてしまうことになる

それはとても危険だ

 

いつか天くんが言っていた

「イメージは右から左に変えられるほど安直じゃない」

もし、大衆に「アイドルとは生きながらにして他人を笑顔にするためならどんな努力も惜しまない、それを苦痛と思わない資質を持った者なんだ」と思わせてしまったなら、そしてそれがアイドルのイメージとして定着してしまったら…

そんな未来が来ないことを祈るしかないな

 

 

松永さんがTRIGGERに対して発した「古い」という言葉には共感できないけど、彼は決してアイドルやタレントたちへのリスペクトがないわけじゃないんだよな

それだけは間違いないと思う

ただ、自分の価値観を全てのアイドルに当てはめようとしてしまったのがなぁ…という感じ

たぶんそこがたくさんの人の反感を買った理由じゃないんだろうか

 

 

宇都木さん、ŹOOĻのこと本当によく見てるよな

あぁ、あの子たちのことちゃんと分かってくれてるんだなと思った(誰?)

 

 

私はかなり、松永さん寄りの考えをする方なんだよな

アイドリッシュセブンを通して、マネージャーという立場からアイドルの裏側を見て、アイドルだって生身の人間なんだと知ることで、彼らをもっともっと好きになれたから

いろんな事情で集まって、いろんな問題を抱えながら、たくさんたくさん頑張ってファンたちの前でキラキラしたアイドルで居ようとしてくれてる、そんなIDOLiSH7が、TRIGGERが、Re:valeが、ŹOOĻがすごく好きなんだ

 

つまり、例えば私がただのファンとして、裏側を何も知らない立場であの世界にいたとしたら、TRIGGERの失墜にはただただ失望することしか出来なかったと思う

 

だから、松永さんの言う「大衆に彼らの裏側をもっと見せていたら、違う結果になったんじゃないか」というのはその通りだと思ったんだよな

みんなが本当のTRIGGERの姿を知っていたら、きっと画面越しに裏側を見てきた私たちのように思えたんじゃないか

 

姉鷺さんの怒りもごもっともだし、TRIGGERが悪いとは言わない

ファンには「醒めない夢だけを見せていたい」それを貫いてるTRIGGERをとてもかっこいいと思っているし、そのTRIGGERの意志を継承しているナナライでの3人もかっこいいと思ってる

だけど「辛い」や「しんどい」は教えてくれないと分からないよ

見せてくれなきゃ、知らせてくれなきゃ、分からない


TRIGGERだって人間だよって、そんなことは頭では分かってる

だけど、あまりにも完璧でいられると、彼らは別にわたしたちの手助けなんて必要としていないんじゃないか、むしろ邪魔なんじゃないかって、そう思っちゃうんだよ
そういう松永さんの気持ちも、わたしはすごく分かる
こちらが迂闊に手を出してはいけないような気がする

 

彼らが本当は苦しんでいたんだって、気付いた時にはもう遅い
きっと松永さんも、ほかにもたくさん、そうやって、TRIGGERが本当に失墜してしまって、そうなってから後悔した人はたくさんいたと思うよ

あのときに手を伸ばせなかったこと、死ぬほど後悔するけど、でもやっぱり何も言われなかったら壊れた後にならないと気付けないんだよな

私たちは違う人間だし、他人の心を透視できる能力もない

 

TRIGGERが悪いなんて言わない
ファンには希望しか見せない、その姿勢をとってもとてもかっこいいと思ってる
だけど、いい面ばかりを見せられていては気づけない面もあることを知っていて欲しいし、そういうスタンスでいるのなら、苦しさに気付いてもらえなかったことを嘆いちゃいけないと思うんだ
言わないで、隠しておいて、分かってくれよと言うのは勝手すぎるんじゃないのか

 

IDOLiSH7はありのままの自分たちを見せて共感や親しみを呼ぶと同時に、常に大衆の前にヌードを晒すような行為を強いられている

TRIGGERは常にかっこよくあるために幾重にも鎧を纏っていて、だからこそその中にある傷には気付いてもらえない

 

結局、何かを成すには何かを捨てるしかないんだろう

IDOLiSH7は自分たちを守ってくれる鎧を、TRIGGERは傷を見せる機会を、それぞれ捨てたんだ

それなら、その捨てたものによって産まれる不利益を他人のせいにしてはいけないと思う

 

今回TRIGGERが助けてもらえなかったのは、ある種の自業自得だ

彼らが100%悪かったなんて言わない

そもそも、失墜したことに関して彼らの非はどこにもなかった

だけどあそこから1度も止められず、この状況まで墜ちてしまった理由の一つには、それまでのTRIGGERの在り方も関係していると思う

もしあれがIDOLiSH7だったのなら、或いは。なんて、タラレバの話しかできないけれど

 

TRIGGERは悪くない、だけど、手助けしなかった、出来なかった周りが悪いわけでもないと思うんだ

 

そしてそういう時、もし、TRIGGERの裏側を、彼らだって苦しいし悲しむんだということを知っている人がいたのなら、もっと違う対応だって取れたんじゃないかと思う

だから松永さんの言葉は真実だよなぁ、と思ったわけです

 

まぁ「古い」っていう言い方はちょっと違ったかな

いろんなスタンスのアイドルが居ていい

どのアイドルもとっても輝いていてカッコイイんだよ

そして自分の考えをTRIGGERに押し付けようとしたのも良くなかった、たぶん

TRIGGERの良さがハイブランドにあることも事実だからね

 

こうやってみると「ありのままの自分たちを見せたい」IDOLiSH7と「ファンには夢しか見せない」TRIGGERはかなり相反する信念でアイドルをしてるんだな

 

どちらが良いとか悪いとかじゃない

どっちもカッコよくて、どっちも素敵だ

 

いいんだよ、この企画はTRIGGERには合わなかった

それでいいんだと思う

アイドルの時代だからって、復興を担う4グループだからって、みんなが同じ方向を見て足並みを揃える必要はどこにもない

それぞれがそれぞれの良さで輝いていればいい

完璧なTRIGGERも、親しみのあるIDOLiSH7も、優しい先輩で絶対王者であり続けるRe:valeも、ロックでクールなŹOOĻも、みんな最高のアイドルだ

 

 

姉鷺さんがTRIGGERのマネージャーでいてくれて本当に良かったな

誰に何て言われても、たとえ時代遅れだったとしても、彼らが目指す完璧なTRIGGERを少しも疑わず、信じていてくれる人があの3人の傍にいてくれて本当に嬉しい

姉鷺さんがいてくれるから、TRIGGERはどんな場所でもTRIGGERらしく居られるんだよな

彼らがいちばんカッコよくいられるようにしてくれる、そんな人がそばに居てくれるのはなんて幸福なことだろう

 

 

天くんさぁ…自分が全てを背負う気満々じゃんね…

本当にやめてくれ

陸くんの治療費のために九条鷹匡について行った件もそうだけど、彼のこういう自己犠牲精神はやっぱり好きじゃない
それは優しさじゃないと思うから
でも天くんはそんなこと十二分に分かってるだろうな

誰かに優しくしたい訳ではなくて、誰かが犠牲になるところを見ていられないだけなんだろう

 

 

アイドリッシュセブン、ユーザーをマネージャーという位置に立たせることでアイドルの在り方について問いかけてくるの本当に本当にえげつないですね…

たぶん正解なんてなくて、九条鷹匡の言うアイドルの資質も、紡ちゃんの思い描くアイドル像も、IDOLiSH7の在り方も、TRIGGERの姿勢も、全部いいんだと思うんだ

だからこそ難しい

エンターテインメントとして求められるもの、大衆の望むもの、彼らのなりたいもの。その全てを完璧に叶えることはできないから

 

そしてそんな正解のない問い掛けに対して7人ものアイドルを導いている紡ちゃん、ほんとにすごいよな…まだ18歳でしょ?がんばれ…

 

 

おそらく5部で彼らの身に降りかかるのは劇的な何かではない

ゆっくり、じわじわと足元を崩されて行く感じ

「最初はただの雨だったものが、気付けば大洪水に変わっていく」つまりはそういう事なんだろう

 

あぁ、アイドリッシュセブン、本当に恐ろしいコンテンツだな

 

 

 

アイドリッシュセブン メインストーリー 第5部 3章 感想

 

 

大和さんが「三日月狼」やってみたいって言ってくれたのが、もう本当に本当に、めちゃくちゃ嬉しかった

彼が胸を張って自分の演技をしてくれること、真っ直ぐに演技を愛してくれていること、その話をあんなにも楽しそうに、嬉しそうにしてくれるようになって、本当によかった

初期の大和さんにとっては自分と父親を繋げてしまう、忌み嫌いたい対象だった演技が、今ではこんなにも彼を輝かせてくれている

大和さんが、IDOLiSH7の活躍の為ではなく、自分が持ってきてしまう悪いニュースを隠すためでもなく、ただ純粋に「やってみたい」という気持ちから何かを始めてくれる日が来るなんて、あのころは思ってもいなかった

 

IDOLiSH7が大きくなることで、月日を重ねることで、望まない、不穏な方向へと変わってしまったこともたくさんあるけど、ちゃんと新しい希望も、チャンスもここにはある

成長するって本来きっととても嬉しいことなはずだから

それがリーダーの大和さんから見られたのは、とても嬉しい

 

 

大和さんは未だに楽くんのことを「抱かれたい男No.1」と称してくれるんだよな

わたしここで思わず泣いてしまった

世間的には、もうずっと前にその称号を剥奪されてしまった八乙女楽だけど、大和さんの中ではいつまでも最高にかっこいい男なんだろうなぁ、と思った

わたしの中でも同じだよ

 

 

楽くん=蕎麦屋だってこと、まだバレてなかったんだね?

2部の磁場が狂った寮のあたりで気づかれてるんだと思ってた

 

なんで楽くんは母方の実家が蕎麦屋で、それを手伝ってるってこと、内緒にしてるんだろう

父親に母方の実家と付き合いがあることを嫌がられてるから?だとしても、べつにIDOLiSH7に隠す必要は無いんじゃ…?TRIGGERのメンバーは知ってるみたいだし、どこかのラビチャとかで言及されてるのかな

 

 

こうやって大和さんの胸の内を聞くと、ŹOOĻにいちばん近いのは、もしかしたらŹOOĻの中にいたかもしれないのは大和さんなのかもなって思う

あのとき入ったのがIDOLiSH7じゃなかったら、きっと彼の人生はもっと違うものになってた

父親の人生めちゃくちゃにして、自分のことをもっと嫌いになって。それってたぶん、今のŹOOĻと一緒だ

今は彼らも仲間に囲まれて幸せでいるけど、それでもやっぱり過去に犯した罪は消えない。一生その業を背負って生きていくしかない

 

それと同じことを大和さんにさせなくて済んだことに心底ホッとしてる

できるだけ、少しでも、明るくて幸せな道を歩んでいてほしいと思うよ

 

ŹOOĻだって、きっとあの時に出会ったのが了さんじゃなければ、もっと違う道を歩めたはずなんだ

そういう意味でわたしは了さんを好きになれないのかもしれない

ŹOOĻの4人に、最後の導火線を渡してしまった人だから。彼さえいなければ、と、どうしても考えてしまう

 

 

負けても、ダサくても、格好悪くても、それでもいいんだと思えるようになったのは大和さんが自分の中身をちゃんと見つけられたからだと思う

貴方は最初からずっと、ちゃんと、すごい人だったよ

 

そして同時に、そう思えるようになったのは、たとえ空っぽでも、負けて格好悪くても、受け入れて愛してもらえる場所があると知ってくれたからだといいな

帰る場所があれば、何にもない自分でも受け入れてくれる場所があるのなら、なんだって頑張れてしまう

そしてその場所がIDOLiSH7のみんなの傍であればいい

 

 

この封印された舞台、ぜっっっっったいゼロが主演の舞台ですよね…そして冒頭の天くんに繋がる、と。

あぁ、嫌だな

大和さんの「十数年前の亡霊に取り憑かれるなよ」という言葉が不穏に思えてならない

そんなフラグはへし折りましょう…

 

 

アイドリッシュセブンの画面から中村悠一櫻井孝宏の声がするのやばくないです…?加えて保志さんに立花さんですから。豪華すぎる

岡崎凛太郎cv中村悠一あんまりにもぴったりでびっくりしてしまったな

Re:member履修済みだったこともあって、イメージと声が違ったらショックだな〜…と思ってたんだけど、そんな心配要らなかった

 

千さんが想像の100000倍くらい社長のこと嫌っててウケちゃった

舌打ちしすぎじゃない??

反抗期の子供みたい可愛…になっちゃったよ

 

Re:valeを侍らせて威嚇しようとする凛太郎も面白かったな

今回の話でもっともっと岡崎事務所が好きになってしまった

 

ちゃんと自社のタレントを守って、アイドル業界を守ろうとして。受けた屈辱は忘れない、だけど協力も惜しまない

そういう姿勢がすごくかっこいいなと思った

ちゃんと社長なんだな…(失礼)

 

 

正直、宇都木さんに関しては今回の全4章を読んだことで大分いい人なのかなという感じはしてきたけど、まだまだ不安に思ってる

だからツクモは信頼できないというスタンスを崩さない千さんには共感する。失った信頼ってそう簡単には戻ってこないんだよな、やっぱり

確かに全ては了さんの所業で、宇都木さんが悪いわけではないけど、彼もツクモの人間であることもまた事実だ

 

 

百ちゃんは未だにちゃんと了さんのことを気にかけているんだな

それでも、どんなに気にしても、もう関わらないと決めていてくれるところに安心した

本当に千さんの為になることは、百ちゃんが泥を被ることではないから、もう二度と、あんなことはしないでいて欲しい

 

了さんも百ちゃんを「いい葡萄」だと思えるようになったんだ

きっと、何かが少しづつ良い方へ変わっていってるんだろう

だからって今までのことが許されるわけではないけれど、手に入らなかったものを「良いものだった」と認められるようになるのはすごい

そう言うにはとんでもない勇気が要ったと思うから

わたしも、きっと世の中の大半の人間が、そう易々と出来ることではない

相手のすごさを認めて、自分の力の無さを認めなくちゃできない

 

そしてその事について百ちゃんが「分からない」と評するのがすごく良かった

本当にもう関わらないと決めたんだな

 

了さんは自分が「手の届かなかった良い葡萄」を認められるようになったことを誰にも褒めてもらえないけれど、それすらも、彼がこれまでに培ってきたものだから仕方がない

 

 

3章5話を読んで、宇都木さんはきっと信頼していいんじゃないかと思っては来てる

やり方は不慣れだけど、ŹOOĻの4人にきちんと向き合おうとしてくれているその姿勢は本物だと信じたい

 

どうかもうこれ以上ŹOOĻが傷つくようなことがありませんように
彼らがTRIGGERにしたことは許せないけど、だからって不幸になって良いとも思わない

出来るかぎり幸福でいて欲しいよ

そして彼らを幸せに導いてくれるのが宇都木さんだと思いたい

 

 

ŹOOĻ最年少の悠くんが必死でほかの3人を守ろうとしているのを見て、なんか泣けてきてしまってさ

本当に優しくていい子なんだよなぁ、と、保護者みたいな気持ちになってしまった

 

 

5部に入って、グッと「大きな仕事」が増えた気がする

それはもちろんIDOLiSH7自体が大きくなっているのだから当たり前なんだけど、それが少し怖くもある

どうしてだろう

彼らが大きくなっていくことを、たくさんの人に見てもらうことを、誰より望んでいたはずなのに、もうこのままでいいよ、これ以上頑張らなくてもいいよ、と、言いたくなってしまう

 

IDOLiSH7が大きくなって、自分の知らないもの、手の届かないものになるのが嫌だ、という気持ちとはまた違う

嫉妬だとか寂しさだとかそういうものではなく、ただ漠然と、恐怖なんだ

何がそうさせているのかは分からない

 

数年前、大好きなバンドが、ある映画での音楽担当をきっかけに一気に有名になった

それまで一切取り沙汰されなかったメディアにどんどん取り上げられ、音楽番組にも数多く出演し、ライブ会場もぐんと大きくなり、チケットは取りづらくなった

その時に感じていたのは「今までこの手の中にあったものが離れて行ってしまったようで、寂しい」だった

そして、今更騒ぎ始めたメディアに対しての小さな怒りだった

私たちはずっと前から彼らの輝きを知っていた、何を今更、と。

 

だけど全然違う

どうかIDOLiSH7の魅力を過剰に脚色しないで、これ以上騒ぎ立てないで、と、星に祈るような気持ちになる

当の本人たちがあんなに楽しそうにライブをして、嬉しそうにドラマ撮影に望んで、新しいことにチャレンジしようとしているのに私がこんなことを言うのは的外れだと思う

だけど、それでも、どうか、と、祈ってしまう

 

この気持ちの正体は何だろう

この先、何が起ころうとしているのだろう

それが分からないことが、自分の気持ちすら不透明なこの状況が、酷く怖い

 

 

 

アイドリッシュセブン メインストーリー 第5部 2章 感想

 

 

4章分まとめて感想を書くはずが、文字数が想像を遥かに超えてしまったので各章毎で分けることにします…

簡潔にまとめる能力をくれ

 

 

ということで2章

ここからは本当に未知の新章だったので心臓バクバクだった

1章はもう先行配信のインパクトが大きすぎてね…

 

1話が配信された時「これはもう掛け湯どころか熱湯風呂」とか言ってたけど、1日1話だった分まだ優しかったんですよ、たぶん

4章配信、嬉しいけど情緒が大変なことになる

 

 

九条鷹匡は他人の努力や才能はちゃんと認められる人なんだよな

4章の最後、楽くんと十さんのこともそうだけど

なのに、そこにゼロが関わると途端に破綻する

それだけゼロが特別なんだと言われてしまえばそれまでだけど、勿体ないとすら思う

そして、ゼロがいたころの彼を見てみたいとも

きっとすごい演出家だったんだろうな

 

 

なんでこの2人急にジャンケンなんか始めたんでしょうね??突然過ぎてここ笑っていいとこ…だよな…?ってなっちゃった

 

紡ちゃん、意外と恐れ知らずの破天荒よな

ゼロのことをそんな遠慮なく九条鷹匡に聞けるの、たぶん紡ちゃんくらいだよ

そういうとこ好きだけども

 

 

この段階で紡ちゃんの口から「今のIDOLiSH7に対する漠然とした不安」を聞くのは怖かった
私たちは画面越しにしかそれに触れられないけど、誰より彼らの近くにいる彼女がそういうのならそれは紛れもない事実なんだろう

 

それまで真っ直ぐ純粋だったものが、少しづつ、作られたもの、紛い物になっていく。それは果たして幸か不幸か
アイドルとして生きていくには正解かもしれないけれど、IDOLiSH7としてはどうだろう

 

今までは飾らない、ありのままの自分たちでいることが世間の人気にもファンの笑顔にも自分たちの幸せにも繋がっていたけど、いつまでもそのままではいられない。自分たちも、世間も変わっていくから

そのとき彼らは自分たちに正直でいることを選ぶのか、それとも世間の求めるIDOLiSH7でいることを取るのか

どちらを取っても、誰かは傷付くから難しい

 

 

私は今回この章を読んでようやく、九条鷹匡の言う"アイドル"を理解した

それは確かに九条天のことだ

どんなに辛くしんどくても、笑ってくれる人がいるのならそれだけで幸せでいられる、それがアイドルの資質だと言うのなら、彼こそがそうだろう

幼い頃から陸くんの笑顔の為だけに自分の甘えたい気持ちも遊びたい気持ちも抑えていい兄でいた、それを苦痛とも思わず、幸福感さえ感じてこなしていた

それは今でも続いている

 

「この世界が終わる瞬間にも笑顔で歌っているのがボクらの仕事」その言葉に偽りなく、彼は自分を見上げてくれるファンがたった1人になってしまったとしても、きっと笑顔で歌って踊る

アイドリッシュセブンの16人の中でそれが出来るのは、確かに天くんと、そして以前彼がプロデュースする気でいた千さんだけだと思う

 

全くの自然体で、人に求められたらそれがどんな無理難題でも、その人の笑顔のために応えてしまえる、そこに幸を見い出せる、そんな人材は彼らだけだ

それをアイドルの資質と呼ぶのなら、彼らは間違いなく最高のアイドルだろう

 

だけど私は、紡ちゃんの言うアイドル論の方が好き

アイドルは偶像でなくていい

笑って、楽しんで、疲れて、悲しんで、全ての期待には応えられない生身の人間でいいんだ

その権利を剥奪することは誰にも出来ない

 

アイドルなんだから笑えとか、ファンの期待に応えろとか、そんなことを強要されるいわれはどこにもない

彼らは彼らの心に正直で居たっていいはずなんだ

 

もちろん仕事なんだから最低限のことはやってもらわなくちゃ困る

みんなが好き勝手してしまったら世界は回らなくなる

だけど、誰かがたくさん我慢をしなくちゃいけない世界ならクソ喰らえだ

 

 

そもそも、わたしがIDOLiSH7に魅せられたのは「ありのままでも愛される」ということを教えてくれたからだと思う

自分が自分でいるだけでその他大勢に愛される、なんて、まるで夢物語のようだけど、彼らはそれを実現していた

そういう世界もあるんじゃないかと夢を見させてくれた

 

だからこそIDOLiSH7にはいつまでも「ありのままで愛される」グループであってほしい

というのは、わたしのワガママだろうけど

 

 

難しい

確かにアイドルは夢を売るお仕事だけど、痛みや悲しみを感じる人間でいることはほんの少しも許されないんだろうか

 

 

姉鷺さんがTRIGGERのマネージャーで良かったなぁって何回でも言うよ

誰よりいちばんTRIGGERのことを理解していてくれて、誰よりその努力を認めて褒めてくれる

彼女の支えがあるから3人は1度ステージから降りた今でも立っていられるんだと思う

 

 

「眩しいステージを見て、寂しくなる」という十さんの言葉に胸が重くなった

ステージを降りたって、小さな箱で歌っていたって、彼らの輝きは一欠片も失われていない

それは本当だけど、やっぱり大きなステージを羨ましく思う気持ちもあるよなぁと

 

そして、客席からステージを見上げた景色を知ってしまった今、どこで歌うかじゃない、誰と歌うかだ、と、綺麗事を大声で言えるほど真っ直ぐな気持ちではいられないけど、それでも隣にいる誰かに救われているのも事実なんだよな、きっと

この世の中は綺麗事を並べて乗り切れるほど甘くはできていないけど、その綺麗事に救われる瞬間もきっとある

 

 

「貴方が悪いわけじゃないですから」というおかりんに対して、澱みなく「そうなんです」と言えてしまう宇都木士郎、悪い人じゃないんだろうけど、何かこうさ…不思議な人だよな

 

 

やっぱり7人一緒にいてくれるのがいいなぁ

人気なんて出なくていいから、こうやってもうずっとみんなでわちゃわちゃしていてくたらいいなと思うよ

デビューが決まった時はあんなに嬉しかったのに、売れてきたらそんなことを思って、本当に贅沢だけどさ

 

 

"大きな仕事"も同じだな

最初に大和さんにドラマの話が来た時は、あんなに大騒ぎで喜んだのに

今ではグループの仕事と天秤にかけるようなことをしなくちゃいけない

 

難しいよな

7人で人間らしく過ごす時間の幸せを取るか、IDOLiSH7というアイドルグループとしての繁栄を取るか

 

何かを選ぶときには同時に何かを捨てるしかないんだろうか

全部大事に抱えていたい、なんて、そんなのはワガママな幻だろうか

 

幸せになるための努力だった初期とは、もう何もかもが変わってしまっている

本当の幸せって、彼らが手にしたかった、守りたかった幸せって、何だろうな

 

 

アイドリッシュセブン メインストーリー 第5部 1章 感想

 

 

ついに始まってしまった…アイドリッシュセブン新章がある生活…

それにしてもまさか27日に公開します!って言われてたのに5日前からカウントダウンと称して先行配信になるとは思ってなかった

本当にやらかしますねアイドリッシュセブン

 

 

ひとまず先行配信で読んだ1章の話から

 

公開された時にはもうそれはそれはびっくりしましたけれども。先行配信があるなんて聞いてない…(そりゃそう)

 

 

開始1分、天くんの言葉にヒュッてなりましたね

あんな未来は見たくなかった

「ボクの名前を」という彼の言葉がとても痛かった

九条天の名前ではなく、TRIGGERの名前を叫んでいたいよ

いつまでも「TRIGGERの九条天」だと言っていて欲しいよ

 

まぁただこれに関しては、今回の4章を読んだことでちょっと希望も見えてきたかな

それでも最初に読んだ時はついに恐れていた未来が来てしまったと思ったよ

心臓に悪い…

 

 

この世界線、テロリスト多くないです?

そしてそれを(アイドルとはいえ)一般市民が阻止するの何事?

冒頭でどん底に突き落としてきてからのこのギャグパート、ほんと高低差がすごい

 

 

楽くんの「でかくなったもんだな、IDOLiSH7。」という言葉が年明けにたまアリでの単独ライブを叶えようとしているIDOLiSH7に重なって、なんかすごく胸が熱くなった

本当に、大きくなったな

こんなコンテンツを追いかけていられることが、大きくなっていく様子をこんなに間近で見られていることが、すごく幸福だと思う

 

 

宇都木さん、きっと悪い人じゃないんだろうけどいまいち掴めないんだよな〜

距離感も最初からなんか近いし、不思議な人だなという感じがする

こんな人が了さんの友人だというのも不思議。了さんはこういう人苦手そうなのに

嫌われてもこの独特の距離の詰め方でグイグイ行ったんだろうか

 

 

がぶがぶしてるRe:valeかわよだった

おかりんの言ってることはその通りで、何となく、5部のPVを見ているとRe:valeが絶対王者の椅子をIDOLiSH7に明け渡すことになる日も近いんじゃないかと思う

だけど、2人の面倒みの良い優しさにIDOLiSH7もTRIGGERも私達も救われてきたし、それが彼らの美点であることに変わりはないとも思う

 

だから、優しくしてきたことを後悔しないで、後輩思いの優しい先輩のスタンスは崩さないで、変にギスギスするのではなく、それでもRe:valeを守ろうとしている2人はとてもかっこよかった

そういう人たちだからここまで昇ってきたんだろうなと思った

 

百ちゃんは「IDOLiSH7がいつも俺たちを助けてくれた」と言うけれど、それはIDOLiSH7がRe:valeにたくさん助けられてきて、本心から彼らを慕っていたからだ

Re:valeの2人に救われた人はきっと他にもたくさんいる

本当にいい先輩なんだよな

 

 

IDOLiSH7を蹴落とさなければ」ということをわざとえげつなく脚色した百ちゃんに対して、千さんは「了さんなんかと付き合っているからそんな過激な思考になる」と言う

だけど百ちゃんは、春原百瀬は、千さんが思うほど純粋で善良な人間ではない

寧ろ、とても計算高く、きっといつも頭の片隅ではどうやってRe:valeを、ユキを上へ連れていくかを考えているような子だ

かく言う私もRe:memberを読むまで、そんなことは思いもしなかったわけだけれど。

そんな百ちゃんにとって、こういう千さんからの無条件の「モモは良い子」という信頼は息苦しいこともあるんだろうなと思う

特に百ちゃんは、自分が善良ではないと十二分に自覚しているからこそ。

 

だけど千さんは本当に百ちゃんのそういう面に気づいていないんだろうか、と思う時はある

もしかしたら気付いているけど気付かないフリをしているのかもしれないな

モモが自分にそういう面を知られたくないと思っているのなら、知らないフリをして、彼を善い子として扱おう、とか

そんな器用な人ではないか?

 

 

PVは大分平穏だったけど、まぁそこはアイドリッシュセブンですから。この5部もかなりの不安を胸に抱えながら始めたんですね

だけど陸くんの「オレは、オレたちは大丈夫」という言葉を聞いて、すごく安心した

きっと大丈夫だ。何があっても、この7人なら、乗り越えられる

たった一言でそう思わせてくれるのは強い

七瀬陸の圧倒的センター力で、プロジェクト・アイドリッシュセブンへの圧倒的な信頼があるから成せる技だ

 

 

それでもまだまだ不安なことが多い中で、ライブシーンは絶対的にワクワクさせてくれるのが本当にすごい

怖いだとか不安だとか、そういうの全部忘れて、ただ純粋に「あぁカッコイイな、楽しいな」と思わせれくれる

実際にライブを見たわけではないけれど、BGMだとか、彼らの声掛けだとか、会場の描写だとか

そういうこと全てにワクワクさせてもらえる

ちゃんと基軸にあるのは「アイドル」なんだよな

 

 

7人が主演のドラマ〜!!本当にすごい!!おめでとう!!!!

4部で「7人で過ごす時間が少なくなってきてる」みたいな話があったから、今回のこれ、本当にすっごく嬉しかった

しかもサプライズってRe:valeのゲスト出演だと思ったら、まさかの7人の主演ドラマ

ちゃんとこっちまでサプライズされちゃったよ

あぁ、見たいなぁ…こっちの世界でも放送してくれないかな(無理)

 

 

マロウブルーめちゃくちゃ好きな曲でした(新曲出ると毎回言ってる)

キラキラワクワクしている初期の曲とは違って、少し落ち着いてきたアイドルの曲って感じで

最初の頃のキラキラアイドルな曲もすごく元気もらえて好きなんだけどね

最近の曲は疲れたときに静かに隣に座ってくれる感じがして、これはこれで好きだ

 

 

ユキさんのリップ音えぐくないですか!?!!?

突然過ぎて固まっちゃったよ

照れ大和さんもハチャメチャ可愛かった

サービスするとなると一気にドバッといくアイドリッシュセブンくん何とかならない?別の意味で心臓が持たないよ

 

 

ここに来て九条鷹匡を「アイドルやファンへの愛情に満ち溢れていた人だった」と明言してくるのはめちゃくちゃずるいなと思った

そんなことをされてしまったら憎みたくても憎めなくなってしまう

彼だって、私たちや紡ちゃんみたいにアイドルが、ゼロが大好きで、応援したくて、ファンに彼らの良さをたくさん伝えて夢を見ていて欲しくて頑張っていた、アイドルを誰より愛していたひとりのマネージャーだったんだ

それなのにそのゼロは忽然と姿を消してしまって、共にやってきた桜春樹まで離れていってしまって、その結果が今なわけで。

私たちだって今この段階で突如IDOLiSH7が消えてしまったら、九条鷹匡と同じような道を辿らないと言いきれる保証はどこにもない

 

彼のしていることは決して正しくはないと思うのに、そのせいで冒頭の天くんに繋がるのなら今すぐにでも離れて行って欲しいと思うのに、それでも、彼のアイドルへの真っ直ぐな愛情を知ってしまったから、もう彼のことを完全な悪としては憎めなくなってしまった

 

 

アイドリッシュセブンのこういうところが大好きで大嫌いだ
ただ純粋に人を憎むということすらままならない、その苦しさと美しさと

 

ただの純粋な悪役なんて、この物語には出てこない

だからこそ、こんなにも辛く重たいのだと思う