たからばこ

好きなものを好きなだけ

アイドリッシュセブン メインストーリー 第6部 8章 感想

 

 

 

虎於の高飛車な態度があまりにも今まで通りでつらかった。ずっとそうやって生きてきたんだなと思って。

今回のこれだって、裏側を何も知らず見たらただの恵まれてる嫌味な奴にしかならないもんなあ。ずっとそうやって、本当にやりたいことをやらなくていい、今のままで十分恵まれてるって口にしないままいたんだね。

 

誰かのためならいくらでも頑張れる。でもそれじゃあこれまでと何も変わらない。そんなのを求めてるわけじゃない。虎於に、虎於のために頑張ってもいいことを知って欲しいんだよ。でもそれが虎於にとっては何より難しいんだよね。

 

堂々巡りの解決しない(正確には煮え切らない自分のせいで解決できない)問題に向き合っていると自分が情けなくなるの、まじで分かる。だからもういいよ、終わりにしようってなるのも本当に分かる。つらい。

虎於に関しては本当にこれでもかってくらい自分を重ねてしまうのでずっとキツかった。

 

 

巳波のコメントに焦って士郎〜!!なんかやばそうやぞ士郎〜!!て思いっきり叫んだ。頑張れ。頼む。

と思ってたらほんまに宇都木士郎お前ってやつは……ŹOOĻくんたちのこと大事にしてくれて本当にありがとう。

虎於の背中を押したくないわけじゃない。ただ、怪我をするかもしれないことを、自分が勝手に決める訳には行かない。たとえそれで信頼が得られるとしても、それだけは出来ない。しちゃいけない。そういう誠実さはマネージャーをするに当たって間違いなく一番大事だよね。たとえアイドルたちに嫌われたとしても、彼らを守るのが仕事なんだもの。そう思うと残酷だな。

 

信頼って難しい。信じてもらう努力も、信じようとする努力も、どっちもないと成り立たない。

信じようともしないまま「信じさせてよ」と喚いても何も変わらない。信じさせる気もないまま「信じてよ」と言っても信じてもらえるはずもない。双方に信じる気持ちと信じてもらいたい気持ちがあっても上手くいく訳でもない。人と人の関わりって本当にこの上なく面倒くさくて、この上なく愛おしい。

 

悠の言葉が大人すぎてびっくりする。あんたほんとに高校生?

甘やかしてほしい訳ではなくて、ただ、しんどいと思った時に無条件で味方でいてくれる人が、安心できる居場所になってくれる人がほしいだけなんだよね。それだけでまた少し頑張れるから。

 

そんでここで来る「屋根の修理できる?」「失敗作って言わない?」なんよ。もう。アイドリッシュセブンほんまそういうとこ。

すごくしっかりしてて大人に見える悠も、たくさん傷つけられてきた人なんだよね。

悠はおばあちゃんと2人きりだったのもあって、しっかりしたり誰かを守ったりすることが板についてるのかもな。それが不幸だとかではなく、これが亥清悠って人間なんだろうなと思った。

 

そしてこれに対する士郎の「そんな相手はみなさんに近づけさせません」よ。ベストアンサーか?

ほんと新章更新の度に宇都木士郎の好感度がどんどん上がってく。

「面倒な人たちだなとは思いますけど」ってちゃんと隠さないで、その上でだからこそ守りたいって言うのも好きだよ。

 

指切りスチル可愛すぎて思わずスマホ投げた。何?可愛い。世界の孫。ありがとう。

 

ŹOOĻみんなで虎於を助けようとしてるのすごくいいなぁって思う。

 

 

 

 

 

ド直球しか知らない男、宇都木士郎。心のドアのノックの仕方が絶妙になんか足りない宇都木士郎。ほんとに好き。こっちもおもしれぇ男。

 

みんなと打ち解けたくてチョコミントの話とボートの話をチョイスするの、さすがにセンスが独特すぎん?

 

優しいかどうかは僕が決めることじゃない。だけどみんなことが好き。貴方たちの力になりたいと思ってる。それをこんなにも真っ直ぐに伝えることが出来るのってすごい。

こういう所があるから、宇都木さんは悪い人ではないんだろうなと思える。

真っ直ぐだからこそ伝わる気持ちもあるよね。

 

 

 

 

 

何も言えないでいる虎於に対してただずっと待ってるんじゃなくてアプローチを変えたり、クローズドクエスチョンにして選択肢を狭めてみたりできるの、まじで仕事のできる男だな。

 

そして虎於の話。刺さりすぎてキツかったな。

家族が好き。大事にしてもらっている自覚がある。だからこそ、つらい。それをこんなにもちゃんと描いてくれるなんて思ってないのよ。ほんとアイドリッシュセブンってそういうとこ。

期待して、否定されて、落胆して。それを何度も繰り返せばそりゃ誰だってもう期待することすら怖くなる。だけどそこに「申し訳ない」や「恥ずかしい」という言葉が当てられてるのを見て、私の読んでるストーリーは確かにアイドリッシュセブンなんだと思った。誰もが抱える普遍的な感情じゃなく、このキャラクタがこの場面に立ったからこそ出てくる言葉がちゃんと描かれてるんだよね。

 

トウマの「トラが悪いんじゃない。やりたいことを見つけてもやらせてもらえなかったんだろ」は間違いない事実だと思う。きっとその言葉に救われる人だっている。だけど、それは本当に家族は悪くないって思ってる虎於にとっては苦しい言葉でしかないんだと思う。

反対に、これはたぶん壮五さんになら響く言葉だと思ってて。恐らくそこにある差は家族のことを好きでいるか、嫌いでいるかなんだよね。それが良いとか悪いとかの話ではなくて、今までアイドリッシュセブンで描かれてた家庭に問題のある子(壮五、環、大和)は家族を嫌っていたし、大抵の場合において家が息苦しい場所になるのは家族と上手くいかないからなんだと思う。だけどそうではない、好きだからこそ苦しい、大切にしてもらっているからこそつらいの気持ちもあることをちゃんと拾ってもらえたのは私にとってかなり嬉しい事だった。そして同時に、トウマの言葉に少しだけ落胆した。あぁ、やっぱりそういう話に思われてしまうのか、と。

ただこれは私が虎於の「家族のことが好きだからこそ望み通りでいられないことが申し訳ない」みたいなところに共感を持って、少なくとも今まで描かれてきたいろんな家庭環境の中の何よりも身近なものとして見てるから言えることなんだと思う。もしこれがそうでなかったら、私だってきっとトウマと同じことを言ってた。

だから別にトウマを責めようとかそういう気は一切ないことだけは明言しておく。脚本に対しても、虎於の気持ちはちゃんと大事にしてる上で「ここで狗丸トウマならこう言うだろう」を描いてるだけだと分かってるので、なんの文句もないよ。むしろアイドリッシュセブンのそういうとこ大好きだよ、とだけ言わせといて。

 

これさえやってれば安全に成功する、それを選べる人達ばかりなら、きっとこの世界はとてもつまらなくなってる。

スポーツ選手も、アイドルだってそう。絶対に成功する保証なんてどこにもない。だけど、エンタメを、楽しさを提供してくれるのはいつでもそういう人たちなんだよね。

ていうかこれを考えると虎於の両親、よく虎於がアイドルやることを認めてくれたね。なんでなんだろ?月雲という大きなバックアップがあるから?

 

ここの虎於の「余計なことは口が回るのに、肝心な言葉はなにひとつ言えない恥ずかしい臆病者」がキツかった……分かる……てなってボロボロ泣いちゃった。都志見文太の言語化能力ほんとなんなの!?

 

それでさぁ「御堂さんを守ろうとしたご両親の愛情が間違っているとは言えません」だよ。まじでほんとにアイドリッシュセブンそういうとこ。そうなんだよね。虎於のパパたちの愛情も愛情には違いないんだよ。虎於を大事に思ってるからこその言葉だったんだよ。そこを否定しないのまじでアイドリッシュセブン。両親の愛情を否定しないことで、それを大事にありがたく思ってる虎於の心も否定しないでいてくれるのまじで信頼しかない。本当に本当にありがとう。

 

信頼の要は自分たちのために必死になってくれること。2部の百ちゃんも同じだったね。私にもそういう気持ちがあって、それをずっと汚ない感情だと思ってた。それってなんかすごく承認欲求が強いというか、欲しがりな気がしてしまって。だけど同じように思ってる人もいるんだなと思うと少し安心する。どんなに言葉を尽くしても結局咄嗟の行動が全てというか、考え抜かれた言葉たちよりも信頼出来るものがそこにあるのもまた事実だよね。もちろん大切に紡がれる言葉が人の心を動かすことだってあるけど。

 

宇都木さんの「どうしてほしい?」にちゃんと答えられる虎於ほんとにすごいなと思ったし、ずっとずっとそうやって言って欲しくて、そう言ってくれる誰かを待ってたんだろうなとも思った。

やっと出逢えて本当に良かった。

 

ほんとにさぁ、世の中にこんなにかっこいい「任せてください」がある?と思ってめちゃくちゃ泣いた。宇都木士郎、ŹOOĻのマネージャーでいてくれてありがとう。

 

 

 

 

 

虎於の心から嬉しそうな「やった!」に引くほど泣いた。号泣。今回1番泣いたポイントここです。この一言にこんなに泣かされることある?

 

自信満々な「ふっ……まぁな」も嬉しいよ〜!!!!!ほんとにほんとに良かった。何回でも言う。良かったね、虎於。


そうやって素直にかっこいいじゃん!て言える三月くんが大好きだよ。かっこいいね。推しに激甘でお送りしております。


最後にどでかい爆弾を落としていくな。なんのフラグ!?と思ったけど、理ちゃんだよね?たぶん。小鳥遊所属のアイドルになるの?なれたとして、彼女が鷹匡のところを離れるのを良しとするとは思えないけどなあ。

 

 

 

 

 

ということで虎於に感情移入しまくり泣き腫らした章でした。

正直、私は今でもŹOOĻがTRIGGERにしたことを許してないし、あんなことをしたŹOOĻが他12人と同列に肩を並べているのを見ると複雑な気持ちになる時もある。だけどやっぱり、一人一人の人間としては彼らのことがとても好きだし大切だと思えた。特に5部から後ではその気持ちが強くなってきた。犯した罪は許せないけど、彼らのことはようやく少しずつ好きになれている気がする。

ていうか軽率に虎於推しになりそうな章でした。ちょろい。

 

 

 

 

アイドリッシュセブン メインストーリー 第6部 7章 感想

 

 

 

ここに来て急に新ブラホワの話がどんどん進んで来たな。やっぱりリアルタイムブラホワするのかな?最終更新12/30だし。いやでも追いつく?みたいな感じで思考がずっとぐるぐるしてる。どんなふうにするつもりなんだろうね。どうなったとしても今年もアイドリッシュセブンと年越しすることは決まってるので何の問題もないですが。

 

現役イベンターだった頃の凛太郎めちゃくちゃ気になる。人間関係とかどうしてたの?

薄々感じてたけど、もしかしなくても千さんと同じタイプでしょ。実力は確かなのに対人間がポンコツなせいで今ひとつ上手く行かない。凛太郎が比較的机仕事の多い社長でおかりんが比較的人と関わることが多いマネージャーなのほんと納得だもんね。

マネズの会話かわいくて自社アイドルたちを大事にしてるの伝わってきて仲良しでほんと好き。

 

この感じだと、音晴が偉い人だったから取り纏めをしてるというよりは、いろんな縁が巡り巡ってこの形に落ち着いたってことなのかな?

でもアイナナだしな。どこにどんな伏線が潜んでるか分からないよね。

 

 

 

 

大事なのは古いものにも新しいものにも敬意を払うこと。本当にそうだよね。ずっと古い型のままじゃないけないし、新しいことを始めるのは悪いことではないけれど、古いものにだってそれらなりの矜恃と歴史がある。そこを蔑ろにしちゃいけない。それをちゃんと言葉にしてくれるアイドリッシュセブンは本当にすごい。

 

日本各地で起きるミニライブってそれ絶対楽しいやつ〜!!私らの世界でもやってくれないかなあ。

対決とは銘打ってあるけど、正直勝敗よりもその年の最後に大好きな人達の全力の最高のライブが見れるというその事実が嬉しいんだよね。何かを企画する以上そこには(メタ的に見るとストーリーを展開する上でも)ゴールがないといけないから勝ち負けが付いてしまうけど、大事なのはそこじゃない。楽しみ!!

 

「俺のおふくろになったりしないよな?」さすがに大爆笑した。けどこれを完全なボケとして笑ってられるのがアイドリッシュセブンのすごいところよね。そんな展開は絶対ないって知ってるから手放しに笑っていられる。運営への絶対的信頼の上に成り立つ笑いなわけですよ。こんな所でそれが実証されるのおもろ。

 

 

 

 

(笑)にまで本気で怒る八乙女楽、解釈一致です。ありがとうございます。予想を裏切らないおもしれぇ男。それでこそ八乙女楽。

 

まげちょんさん、急に出てきてめちゃくちゃ爪痕残していくやん……一体何者なの。

BE AUTHENTIC 早く聞きたいな〜!絶対いい曲じゃん。

こんな風にファンの曲を歌いたいだとか歌わせたいだとか、もしTRIGGERが傷一つないブランド品のままであり続けたら有り得なかった展開だよね。ファンとの距離が近くなったからこそ、知ることが出来た曲。そう思うと本当に感慨深い。変わったとこで出逢えたものがあるんだね。

 

 

 

 

 

 

ここにも新しい出逢いがあるね。みんなが最高の自分たちでブラホワに挑もうとしてるのがめちゃくちゃいいなあ。

 

ここでナチュラルに七瀬陸の訴求力が発揮されてて鳥肌立った。そうやってたくさんの人を虜にしてきたんだな。陸くんの訴求力を恐ろしいもののようには言いたくないけど、実際に目の当たりにすると静かに侵食していく感じにびっくりしてしまう。そしてやっぱり、その引力が少し怖い。

 

それにしても相変わらずファンの解像度高すぎッシュセブン。この個々しか知らなかったのが少しづつグループに繋がっていくの、めちゃくちゃリアル。わたしもリアルアイドルにはそんなに明るくないからいつもそんな感じで知っていく。あ、この子あのCMの?とか、あのドラマの子のグループとかそういう認識するもん。

 

 

 

 

 

ブラホワ動き出したな〜!て感じの7章でしたね。まげちょん、誰?

 

 

 

 

 

 

アイドリッシュセブン メインストーリー 第6部 6章 感想

 

 

 

MEZZO”はほんとずっと家に囚われてるんだよな。

家に変わる何かを見つけることは出来たけど、家そのものに関わるものを解決できてるわけじゃない。父親に対する嫌悪感は変わらず持ち続けたままだし、赦すこともできてない。

だけど幼い日々をそういう環境で過ごしたから、そういう人に育てられてきたから、どうしたって自分の言動にその人の影を感じずにはいられなくて。

絶対あんなふうになりたくないのに、気付けば同じことをしている気がする。家を出るほど、二度と会いたくないと思うほど嫌だったその人と同じことをしてしまう自分がどうしようもなく最低で醜い人間に思える。

そんな2人に我らが大神万理が掛ける言葉が『一方的に相手に押し付けるのは問題だけど、当たり前の気持ち』『自分の気持ちを悪いものだと思い込まなくてもいい』ですよ。もうね、万理さんが来た瞬間の安心感えぐかったもんね。安心と信頼のイケメン事務員。いつもありがとう。

 

 

 

巳波の自信の話、めちゃくちゃ耳が痛かった。『自分を信じる力が足りないから、自分以外の賞賛の声で自尊心を満たそうとする』『でも結局、本当の不安は埋められない』ってほんとその通りなんだよ。それは虎於だけじゃなく、この世界のほとんどの人がそうなんじゃないかと思う。楽さんみたいに自分を信じて、強く真っ直ぐになれたらいいとは思うけど、なれないからこそ私たちはこんなにも悩んで苦しんで生きてるわけなので。

 

柔らかく靱やかだけど決して己を見失うことのなかった桜春樹のことを自然の「葦」に例えて、誰かのために他人の望む自分でいる虎於のことを気軽に宙を舞っているように見えてその実とても精巧に造られている「紙風船」に例えるの、さすがに上手すぎて唸った。都志見文太ぁ……。

都志見先生の例えの出し方が本当に好き。ずっと好き。めちゃくちゃ的確でそんな例えここに持ってくる!?みたいなことをサラッとやってくるのが本当にすごい。大好き。

 

巳波も周りの人達のオーダーを聞くばかりの子役時代を送ってきて、それを打開して行ったノースメイアで桜さんと出会ったことで今がある。だからこそ分かるんだろうな。虎於の気持ちが、少しだけ。人のオーダーを聞くことよりも、自分のオーダーを通すことの方がずっと勇気のいることだよね。

もしかすると巳波もあのまま日本にいたらこうなっていたのかもしれない。そう思うと本当に巳波が桜さんと出会ってくれてよかった。

 

 

 

 

幸福な家庭に育ったからこそ、恵まれているからこそ、気楽に愛されているからこそ苦しい時もあるんだとちゃんと示してくれるアイドリッシュセブンほんとさすがだよな。マジで信頼しかない。

メタ的な視点で見ると、今までの子達はあからさまにしんどい事情の中に置かれてたから、これができるのは虎於だけなんだよなあ。

 

誰かが虎於のこの状態を「穏やかに飼い殺されてたんだ」って言ってて、まさにそれだなと思った。真綿で首を絞められるようなってこういう事なんだろうな。

そして何より虎於自身が家族が好きで、その家族が自分を大切に思ってくれているからこそ「無理なことはしなくていい」と言われていることを自覚してるからこんなにもつらい。虎於にとって、周りを無視して自分のやりたいことを口にするのは、優しく見守ってきてくれた家族を裏切り困らせることにほかならないんだもの。そりゃ怖くもなるよ。

 

そんな虎於を助けるのが狗丸トウマって男ですよ。全くお前は本当にかっこいい。どこまでも光の男なんだよなあ。

 

ベラがじっと人間の言うことを聞いて大人しくしているのは『馬鹿で臆病』だからじゃなく『人間が好き』で「誰かの役に立ちたい」から。それは決して卑下されるようなことでも、笑われるようなことでもなくて『立派』なんだよね。

 

以前ベラが出てきた時、虎於は自ら彼女に自分の姿を重ねてた。それをここに効かせてくるのはめちゃくちゃ面白い演出だなと思った。

最初に虎於がベラと自分を重ねた時は「犬に自分を重ねることなんてある?」と思ってたんだけど、ここに繋がるなら納得。ベラと自分を重ねていたからこそ、ベラに向けられたトウマのこの言葉が何より強く虎於の胸を打った。犬に向けられた言葉だからこそ、自分を慰めるためではないただひたすら真っ直ぐなトウマの気持ちに救われたんだろうな。

 

トウマはほんと何気なく誰かの心を救ってしまう最強に罪な男。本当にありがとうね。

 

 

 

 

 

MEZZO”くんたち、何気なくお互いに告白し合っててよかったな。そういうのもっとくれ。

 

自分には相手を傷つけるとんでもない凶器に見えていたものが、実際の相手にとってはそんなに恐ろしいものではなかったりする。その反対に、自分にとっては大したこと無くても、相手にとっては明確な悪意になってしまうこともある。だからこそ人と人の付き合いは難しくて、互いを知り合って少しずつ歩み寄っていくしかない。

確かに2人が抱えていた思いの形自体はいつかの父親たちと同じだったかもしれない。だけどその本質まで同じかと言われればそれはきっと違ってて、そういうのを引っ括めた万理さんの『一方的に相手に押し付けるのは問題だけど、当たり前の気持ち』『自分の気持ちを悪いものだと思い込まなくてもいい』マジで効いたな…。(2回目)

壮志も四葉父も、みんなが当たり前に持ってた気持ちを拗らせてあぁなった訳で、もちろんあの言動自体は許されることではないけれど、彼らの抱いていた気持ち自体を否定しないところもアイドリッシュセブンらしいなぁと思った。お前がアイドリッシュセブンの何を知ってるんだという感じですが。

 

『絆が繋がってるからこそ、いつもこんがらがっちゃう』『こんがらがっても諦めずに手を離さなかったからここまで来た』さすがにMEZZO”の解釈が強すぎるだろ大神万理。ずっとMEZZO”を見ていてくれてありがとう。

 

なんかもうこの章の走り書き感想メモ「大神万理」しか書かれてなくて笑う。分かるよ過去の私。

『今度こそ、ちゃんと幸せにするって決めてるんだ』新旧Re:valeまとめて愛してる私にぶっ刺さった。号泣。

あの日あの時はこの道が最善だと思っていただろうし、たぶんあの時にこれ以外の道はなかったのだと思う。だけど、それでも後悔がないわけではなくて。道半ばで千さんの手を離したこと、この人はずっと後悔し続けているんだろうなと思った。

 

日本さあ、頼むから全国の高校生や就活生に大神万理を派遣してくれないか。わたしが高校生のとき、将来に悩んでいたときにこんな大人がそばに居てくれたらとめちゃくちゃ思ったよ。環くんのしたいようにしたらいいよって丸投げするんじゃなくて、ちゃんと見つめて分析してより良い未来に繋げてくれる、そんな人なかなかいないよ。

 

アイドリッシュセブンの重たいストーリーをのたうち回りながらも安心して読めるのは、大人組がしっかりしていてくれるからってのが大きいと思う。社長たちやマネズがいてくれるから、アイドルたちがたくさん悩んで苦しんでも、きっとまた笑える日が来ると思える。いつも本当にありがとう。これから母の日はマネズに贈り物した方がいい?

 

5部からずっと、もう環くんの未来はダンス留学をするかしないかの2択でしかないと思ってたから、まさかこんな新しい道が拓けるなんて思ってもみなかったよ…万理すげえ…本当にありがとう。

もう今となってはむしろこれしか考えられないもんな。言われてみれば確かに環くんの性格で、よく知りもしない土地で日々コツコツ頑張るとか向いてないだろうなって思った。

人間、切羽詰まると目の前のことしか見えなくなっちゃうもんなんだよなぁ。ユーザー(≒マネージャー)という立場の私でさえそうだったのに、そこに囚われずちゃんと広い視野を持ち続けて環くんに本当に合った道を見つけてくれた万理さんやばいよ。すごいよ。

 

そんでその後の『君たちは自由なんだ。そして、安心して帰る場所がある。俺がちゃんとそういう場所になるから。』『絆も、自由も、両方あげる。』ですよ。もう語彙が大神万理しかない。そこに全てが詰まっている。大神万理。

 

IDOLiSH7はよく擬似家族って言われるけど、アイドリッシュセブンの目指すIDOLiSH7の形はそういうものじゃなくて、ちゃんと彼らが生まれ育った家との蟠りをなくして(この場合の蟠りは家族と仲良しになることではなく、その場で育ってきた自分という人間と向き合うこと)、かつ第2の家のような居場所を与えてあげることなんだろうなということを改めて感じられた話だったな。

 

 

 

ここでディアバタはダメだよ…とんでもなく歌詞が染みる染みる。アイドリッシュセブンはほんとおでんだね。

 

6部まだ全然新曲がないな?と思ってたらまさかの…静かに公開するんじゃない…おかげで全部読み終わってからようやく気付いたわ。

MEZZO”の歌より先に陸くんの鼻歌で聞いたのちょっとおもしろかったな。なんでだよ。

 

恥ずかしくてふにゃふにゃ笑ってる環くん絶対かわいいやろ〜!!!早くアニメにならないかなあ。気が早いね。でも絶対やってくれると信じてる。

 

読み終わってキズナ叩きながら「これはIDOLiSH7が入る隙どこにもねぇわ」となりました。想像の5倍くらいめっぞめぞだった。

 

限界オタクは7人が揃ってレッスン場にいるだけで泣けてきて大変でした。いつまでもそうやってわちゃわちゃしていてほしいよ。永遠じゃないからこそ今が美しいんだということも頭では分かっているけどさ。


そこからはもう自分が何に泣いてるのかも分からないくらい泣いてた。本当によかったな。環くんが留学の夢を諦めるんじゃなくて、でもIDOLiSH7を離れずに夢中になれる好きなことを見つけてくれたのが嬉しくて仕方ない。本当によかった。(噛み締め)

 

そーちゃんさんにニッコリ。こういう変わらない部分もあってくれて嬉しい。敬語は上手く扱えるようになってきたのにね。かわいい。

 

 

 

 

 

いや〜もう、MEZZO”を通してアイドリッシュセブンとは何かを存分に見せつけられた感じの更新分でしたね。

そして虎於がすごく刺さった。彼の蟠り解消まではもう少しかなあ。

 

 

 

 

アイドリッシュセブン メインストーリー 第6部 5章 感想

 

 

 

とりあえず急に結さんのビジュ出すのやめな!?!!?驚きすぎて思考停止した。ビジュに全てを持っていかれてCV付いてるのにもしばらく気付かなかった。

声優さん誰なんだろ?紡ちゃんと似てるようだけどちゃんと別人で、親子であるのにすごくしっくりくるお声だったな。

 

若かりし日の音晴のお坊ちゃま感と宗助の陰キャ感がたまんね〜!!!その頃の実際の二人がどんな人だったのかは知らないけど、このビジュからしか得られない栄養がありました。

あと声優さん変わってないのに二人とも声が若くてすげえなって思った。

 

『最高じゃないライブなんてない』ってのは本当にその通りだと思うんだよ。アーティストもスタッフもファンも、その日を最高にしようとたくさん準備してるんだもん。その集大成のようなライブが最高じゃないわけない。

だけど人が創るものである以上どうしたってトラブルは付きもので、そもそも最高のライブなんてものは正解も形もないものだから、その日のライブが100%完璧だったかと言われればそれはまた違う。

結さんが目指していたものは、アイドリッシュセブンが目指していくものは、アーティストもスタッフもファンも世界中のみんなもあのライブは最高だった、100%完璧だった、特別なものだった、って何年経っても言えるようなライブを創ることなんだろうな。

それって出来たら、きっと本当にとんでもなくすごい。

そしてそれは、正解がない世界だからこそ楽しくて、やりがいのあることなんだと思う。

 

『たとえ、すぐに消えてしまうものでも、鮮やかな思い出は、永遠に心に残って、生きていく』

この言葉に、A3!の「一瞬の永遠」に通ずるものを見た気がした。

アイドルのステージでも、演劇の舞台でも、スポーツの試合でも、人が創りあげる奇跡のような何かの行き着く先は結局そこなのかもしれない。

たった一瞬、けれど確かに存在し、その後永遠に人々の心に残り続ける時間。それを創りあげることこそが彼らにとって最高の夢であり、簡単には成し遂げられない偉業。だからこそそれは奇跡で、特別なものになる。

 

たかだかその辺のソシャゲのストーリーだろと言われるかもしれない。それでも私は、このアイドリッシュセブンというコンテンツで永遠に忘れられない一瞬に出逢える気がしてる。

というか正直、もう十分に体験させてもらっているんだよね。ストーリーにしてもそう、リアルタイムでメディアミックスな展開にしてもそう、リアルライブもそう。あの日あの時の衝撃を、感動を、忘れられるはずがない。

あのたった一瞬があったから、今の私がここにいる。人生ってそういうことなんだろうなぁと、悟ったようなことを思ってみたりした。

 

 

MEZZO”に絆はありました』めちゃくちゃ笑った。相変わらず自己完結型の男、逢坂壮五。

まぁそういう気質的なのはそう簡単には治らないよね。

 

でもさ、同じ自己完結でも初期の壮五さんなら「僕らに絆は本当にあるんだろうか?環くんはそう思ってないかもしれない」ってなってた可能性が高いと思ってて、それを考えたら「ありました」って言えるようになったのはめちゃくちゃすごいことだなって思った。

だって言い切りだよ?しかもそれを環くんに伝えたんだよ?それって余程の自信と相手への信頼がないとできない事なんじゃないかと思う。

同じ局面でも時期が違えば全然違う道に続いてたんだと思うと、ほんと面白いよなあ。こうやってこれまで彼らが積み重ねてきたことを感じられるのは嬉しいね。

 

卑屈になっちゃってる環くんを見るの辛いな…本当はそんな子じゃないのに…と思ってたら九条天!!!!!!私は本当にあなたが大好きだよ。

 

他人へちゃんと「あなたが好きだよ」や「あなたの話を聞かせて」と伝えることがこんなに上手い18歳って何…??ほんまとんでもない。

『だとしても、ボクに怒って。自分をいじめるようなことは言わないで。』あんまりにも私の好きな九条天だった……この人のそういうところはもうずっと変わってないわけですよ……本当に私は天くんのこういう物事の考え方というか人としての立ち方が大好き。ありがとうございました。

 

ここの環くんの「別にみんな俺なんか必要じゃない」とか「俺にだけ何もない」みたいな気持ち、まじで今の自分にぶっ刺さりすぎてキツかった…6部に入ってからずっと示されてきたことだけど自分の精神状態によってこうも受け取り方が変わるんだなと思ったし、環くんの気持ちに強く共感してる今の状態では到底「そんなことない」だとか「そんなふうに思わないで」とは言えなかった。難しいね。

 

他人の思いを察した。察せるようになった。それは間違いなく環くんの成長で、その能力は他者とのコミュニケーションを上手く回していくためにはすごく大切で素敵なことなんだけど、でも、察したことの全てが正解だとは限らないんだよ。

他人の気持ちは、その人にしか分からない。頭ではそう思えるんだけどなあ。

 

 

 

 

 

この時点では正直「ついに来たなアッシュ・ベイカー…ここからどう話を持っていくんだ…」て思ってた。そんなまさかダンスを極めることが正解じゃないなんてそんなこと考えもしないじゃん……

 

ずっとたった1人の肉親である理を探して、自分と一緒に生きてくれることを望んで、誰かに自分を見ていて欲しいと願っていた環くんが『ひとりで、生きていけるように』と言う。成長に違いないのにどうしてこんなに苦しいんだろう。

 

 

天くんはこうやって少しづつ自分の視野を広げて、ちゃんとその目で見たものを自分にも適応して考えられるのがほんとにすごいよなあ。これで18歳…(まだ言う)

 

 

環くんのこのままならなさというか、不甲斐なさというか、焦って大人と肩を並べたくなる気持ちまじでめちゃくちゃ分かるんだよな…ていうか世の中高生たちだいたいこんな感じなんじゃないの?知らんけど。こうやって焦って慌てて進む道を決めて行った人も多そう。

周りが先に進めば進むほど、自分だけが空っぽのような気がして、何も出来ない子供のような気がして、足元を駆り立てられるような心地になる。まだ生まれてたった16年。自分の人生を歩み始めてからはたった数年。それで確固たる何かを持ってるはずもない。その状態でその先60年以上の人生の基盤をそんな簡単に決められるはずもないのにね。

 

誰かが自分の道を進んでいることや幸せでいてくれることを素直に祝福したいのに、なんで俺はとか、寂しいとか妬ましいとか、そういう気持ちを持ってしまうことって誰にでもあるんじゃないかと思う。どっちも本当の気持ちなのに、相反するから苦しい。大切な人の幸せを手放しで祝えない自分はなんて醜いやつなのだろうと落胆する。みんなが一度は経験したことのある感情な気がする。

本当に人間の感情を解剖するのが上手いのよなぁ都志見文太……

 

 

IDOLiSH7になる前の環くんはたしかに自由で、無敵だったのだと思う。寂しいなんて思いもしなかった。そんな気持ち、知りもしなかった。けれどそれは同時に孤独でもあったんだと思う。

この話をするとき、環くんがどんなに過去の自分を羨んでも、あの頃の無敵な自分に戻りたいと願っても、決して「みんなに出会わなければ良かった」「IDOLiSH7になんてならなければ良かった」とは言わなかったのが、本当に嬉しくて。

昔の自分ならこんなに悩まなくても良かった。こんな思いしなくても良かった。それでも、みんなと出会って過ごした日々を、そこで得たものを、なかったことにはしたくないし、なければ良かったなんて嘘でも言えない。そう思ってくれているのかなって考えると、勝手にめちゃくちゃ嬉しくなった。

無敵モードに戻りたいけど、壮五さんの邪魔はしたくない。自由になりたいけど、誰かを縛り付けたいわけじゃない。不自由だけど、不幸じゃない。ただ、困っているだけ。どうしたらいいのか分からなくて。

いやぁ、しんどいな。そういうどうしようもなさがすごく分かってしまう。

 

寂しさから来る「無視すんな、誰のおかげで」とたた見返りを求めただけの「無視すんな、誰のおかげで」は全然違うんだよ。でもそれを伝えるのも、じゃあ実際に何が違うのかを説明するのも難しい。もどかしいなあ。

 

そしてそこに1部の環くんの優しさを持ってくる九条天よ…自分が実際にしたことをその相手に「優しくしてくれてありがとう」と言われるのなら、それはもう真実じゃん。誰がなんと言おうとあの日の環くんの言動は天くんにとって優しさであり有難いものだったんだよ。

本人がどんなに善意のつもりでも受け取り手によっては嫌味になってしまうように、本人にそのつもりがなくても受け取り手がそれは優しさだったというのならそれは紛うことなき善意の為した業なんだよ。それだけの事を環くんはあの日咄嗟にした。そんな子が嫌なやつなわけないんだよね。

 

にしてもこの、あの日があったから今日のこのやり取りがあるみたいな、当たり前なんだけど改めてそういうのを示されると懐古オタクは泣いてしまうね。

 

天くんは本当にその時その人が欲しい言葉を見分けるのがまじでめちゃくちゃ上手い……それって人のことをよく見てるからなんだろうなあ。人間への深い愛情がないとできないことだよね。

 

そんでタイトル回収の仕方が好き!!もう!!

大丈夫。天くんのその傘が、言葉たちが悲しい未来から環くんを守ってくれるよ。

 

 

 

 

 

絆とは何なのか。MEZZO”の間に絆はあるのか。形ないものの形を確かめようとするその行為は、きっとこの上なく難しい。途方もなく、頼れるものもない宝探し。

PVのナギの言葉はここだったのかと、何故か妙に納得した。

 

またかよという感じなんですけど、ここの壮五さんの『今、絆だと思っているものも、勘違いのような気がしてしまう』もこれまた共感の嵐でしんどくなっちゃったな…

絆だと思っている。その人との間には信頼関係があると思う。けれどそれらは、どれも確証のない希望的観測にすぎない。だからこそどこまで許されて、どこからが許されない事なのかが分からない。

その線引きを間違えて相手を傷つけてしまうくらいなら、相手の負担になってしまうくらいなら、もう何もしないほうが良いのかもしれない。そういう気持ちが、痛いほど分かってしまう。

 

なんか二次創作ではMEZZO”のいろいろに巻き込まれるのは大和さんが多いイメージだけど、実際にメインストーリーでMEZZO”のことを1番よく知って、支えてくれてるメンバーは実はナギなんじゃないかなぁと思ってみたりした。分かんないけど。

 

 

 

 

ŹOOĻくんたちも、相手を傷つけたくないからこそ踏み込めないという感情を知るようになったんだなあと思うとなんかめちゃくちゃ感慨深くなったね。興味が無いからじゃない、救いたいからこそ、幸せになって欲しいからこそ迂闊に手が出せない。この世で1番厄介だけど1番温かい愛情だよね。

 

宇都木士郎の真っ直ぐな言葉が好きだな、この人がŹOOĻのマネージャーになってくれて良かったなと思うのに、ふとした瞬間に中の人がチラついてさ…ほんと許せん。宇都木は悪くないのに。もうこればっかりはどうしようも無いので置いといて。

 

ただ「あなたの言うことならなんでも聞くよ」って言うんじゃなく「あなたがやりたいと望むのならできる限り実現の努力をします」と言えるの、まじでかっこいいよな。

彼らがやってるのはあくまでもビジネス。だけど自分のアイドルたちが幸せになれるのなら、そのためなら何度だって、誰にだって頭を下げる。誇張でもなんでもなく、本当にそれが出来るのがうちのマネズなんだよね。ほんとかっこいい。大好きだよ。いつもありがとう。

 

急に音楽止まって宇都木さんが核心ついてくるから息止まった。

そうなんだよ!!虎於はずっと周りのことばっかりなんだよね。彼の世界の中で自分はいつも圏外なんだもん。そんなの寂しい。虎於を主人公にできるのは虎於自身だけなのに。

ただそれも、虎於の意思ではなくてどちらかというと根付いてしまった気質なのがまた辛い。虎於は本当はこの中の誰より臆病なんだよね。

もうずっと自分を主人公に出来るなんて思いもしないでいるんだろう。何かを変えることは、1度否定されたことに再び挑戦することの怖さは分かる。だけどやっぱりそろそろ虎於にも真ん中に立って欲しいよ。

 

 

 

 

『ここに来る前に虹が見えたよ。環くんは見た?』『俺は見なかった。』このやりとり、最初に読んだ時は同じ世界に立っていても、同じ景色を見られる場所にいても、2人の見ているものは別々なんだなと思って苦しくなったりもしたんだけど、よく考えたらMEZZO”ってずっとこんな感じだったな。そういう2人がお互いに歩み寄って理解しようとして少しずつ変わって出来たのが今のMEZZO”だもんね。必ずしも2人が同じものを見ている必要は無いんだよね。そういう2人ではないからこそ紡げた絆があるんだよね。

 

今の環くんの選択は周りに追いつこうと焦って慌てた結果ではあるけど、この心持ち自体が悪い事だとは思えないのがまたしんどいんだよなあ。彼がダンスを好きでいることは誰よりも私たちがよく知ってる。それを極めたいと思うことを、何か夢中になれるものが欲しいというその気持ちを否定はしたくない。この先の人生を余生にもしてほしくない。だからこそ壮五さんも曖昧な返事をするしかなかったわけで。

 

ていうかさあ……自分の夢を語ることを「誰かへの嫌がらせかもしれない」「構って欲しいだけなんじゃないか」って思ってるのキツすぎるでしょ……しばらく天を仰いじゃったもんね。キッツ。

いやでも分かっちゃうんだよなその気持ちも。だからこそこんなにもしんどい。そんなわけないって思うのに、そういう風に思ってしまう環くんの気持ちも痛いほど分かる。

嗚呼アイドリッシュセブン

 

 

 

虎於の「目の前の人達は自分のことを笑わないって分かってる」「言えば解決するだけのことなのも分かってる」「でも怖くて言えない」の気持ち、まじでまじで共感しすぎて吐くかと思った。烏滸がましいけど、これまさに今の私と同じ状態なんですよね。

 

トウマの気持ちもめちゃくちゃ分かる。頼ってもらえないことが寂しくて不甲斐なくて、そういう思いもしたことある。だけど責め立てるような、勢いのあるトウマの言葉は少し怖くもあった。真っ直ぐすぎて、正論すぎて。それが狗丸トウマという人間であり、彼の良いところであるというのは十分理解しているけど。

だけど『あやすみたいな声が、頭から離れない。』と言った虎於に対する言葉はすごく柔らかくて、前後でトウマの言ってることは同じなのに、心への入り込み方が全然違った。

何が言いたいかって、言い方というか口調?ってすごく大事なんだなと思った。そしてそれを表現出来る声優さんってすごいなあとも。

 

みんなは自分を笑ったりしない、そんなことする人じゃないってことは自分が一番よく分かってる。それでも怖い。打開しなきゃ先へ進めないけど、打開する勇気も持てない。そんな自分がすごく滑稽に思えてくる。そういう人間のクソめんどくさいドロドロした側面をしっかり描いてくれる都志見文太およびアイドリッシュセブンマジで信頼しかないよ、、

 

虎於にめちゃくちゃ共感して彼が言葉に詰まりながら必死に壁をぶち壊そうとしてるのを頑張れ頑張れって見つめてて、あぁやっと進めたんだなと思った矢先の『馬鹿なことを言って、ごめんなさい。』ですよ……なんなのもう。なんなの?

その一言が重くて辛くてしんどくて、でも私の気持ちを代弁してくれてるような傍に寄り添っていてくれるようなその言葉に、私の抱えるこの気持ちを同じように抱えている人がいるという事実にボロボロ泣いてしまった。

 

これが更新された全2章のうちの1章目で良かったですよ本当に。こんなんで「次回配信に続く」されてたら私は間違いなく次の1ヶ月を虎於の事ばかり考えて、永遠にこの分かる人にしか分からない苦しさを抱えて過ごすことになっていた。危ない。

 

 

私は2部の大和さんのゴタゴタを、メインストーリーを読んだ当初本当に心の底から理解できなくて。なんでそんなことになるんだと思っていたし、なんなら少し大袈裟に描きすぎなんじゃないかとすら思ってた。だけどこれってよく考えれば今回の虎於も他の人から見ればそうなのかもしれないなあと思った。

結局見てきた世界が違うから、同じ局面に来ても取る行動や抱く感情が違うだけ。何が正解でもないし、その人にとってはそれがその人の生きる世界だし。

あの時わたしが大和さんの行動を理解できなかったように(今は少しだけわかるようになった気がする。それはたぶんこの5年間で二階堂大和という人間をさらに深く知ったから。)今回の虎於の言動を大袈裟に感じて理解できない人もいるんだろうなぁ、と思った。そしてそれを責めたりすることは出来ないなとも。

経験してない世界のことを理解するのはきっと誰にとってもすごく難しい。

 

 

 

 

アイドリッシュセブン メインストーリー 第6部 4章 感想

 

 

6部で軸になって動くのは虎於の話と、MEZZO”の話になるのかな。

でもどっちもすぐに解決しそうな兆しはあるからなあ…ここから爆速で進めて12月にリアルタイムでブラホワするのかな?それにしては尺がギリギリな気もするし…めちゃくちゃ微妙だな。ここからの展開楽しみにしとこ。

 

 

 

 

そんなMEZZO”の話から。

絆って一般論として、あたたかくて素敵なものみたいに描かれることが多いじゃん。それを何の忖度もなく「自由を奪って縛り付けるもの」って言ってきたのまじで都志見文太〜〜〜!!!!て感じがした。だいすき。これだから信頼できる。

 

壮五さんの「憎んだり、避けていることも、縛られていることなんじゃないか」死ぬほど刺さった。

私もかなりそういう負の感情に縛られちゃうことが多いから「何も気にしないでいたい」にめちゃくちゃ共感した。

嫌いなものを考えてる時間がもったいないって話があるじゃない。あれ、思想としてはすごく素敵だなと思うんだけど、まぁそう簡単にはできないのよね。だからここで「そのために絆を歌いたい」なのがなんかストンと素直に落ちてきてすごく良かった。

 

不自由だけど不幸じゃない。反対に、自由なことが幸福とも限らないんだよね。

環くんは今、ちょうどこの狭間なんだろうな。自由で絆を知らなかった過去から、絆を知ったことで自由にダンス留学の夢を語れなくなってる今。この話の流れから行くと、不自由を楽しめる絆=ダンス留学をしないという未来かな?とも思うけど、どうだろう。

 

ほんとにMEZZO”は面白いよなあ。絆のせいで自由でいられなくなってきた環くんと、自由のために絆を知りたい壮五さん。どこまでも正反対。だからこそ気付けることも2人でいるから見える景色もあるんだよね。

 

 

 

 

ほんと場違いなんだけど万理さんが千さんのみならず百ちゃんまで含めて「あいつら」呼びするのちょ〜〜〜〜萌える。これ全世界のオタクが思ってるだろ。(特大主語)

 

そんでここのMEZZO”が似てる話だよ!!!!万理ほんとありがとう!!!!!MEZZO”の解釈が完璧すぎてもうひれ伏すしかない。ありがとう。MEZZO”のマネージャーだもんね。ありがとう。

MEZZO”はさ、互いに正反対で、でも壮五さんにとっても環くんにとっても相手の在り方は自分にはできなかったものなんだよね。そして互いに出逢ったことで、自分もそうなれたら良かったのに/周りのためにはそうあった方がいいんだって知った。だから壮五さんは自分のために環くんを真似するし、環くんは誰かのために壮五さんを真似る。ほんとこの、MEZZO”の正反対なのに互いに補い合って立ってる感じがもう大好きでしょうがない。

それでいて足りない何かをどこかに求めてたってところの根本は似てるんですよね。はあ大好き。

あ〜〜〜〜〜〜〜〜MEZZO”が好きだ。(大の字)

 

 

 

 

 

万理まじでリアコだしこんな上司欲しいし理想の大人すぎる。

環くんが紡ちゃんに話せなかったのを「頼りがいとか、信用の度合いの話じゃない」って言ってくれるのほんとにほんとに良かった……この言葉を一生胸に刻んで生きていきたい。

 

万理さんの話を聞いたあとで何かを誤魔化したり雰囲気を変えるために笑う環くんを見るのキツ……。

 

ここのスチルめちゃくちゃアニメっぽくて好きだったなあ。

このマグカップってきっとみんながこの家に、IDOLiSH7にいるという一種の証拠でさ。上手く言えないけど、自分の食器があるって、そこに居場所があるってことじゃん。だからこの画は、そういう"居場所"に囚われてるって事なのかなって思った。良くも悪くもね。

さらに深読みするなら、壮五さんはもう頑張れば新しい扉を開ける位置にいるけど、環くんはそこにはまだ一歩遠いって感じなのかな。分かんないけど。

 

環くんはずっと自由でいたのと同時に、絆を求めてたんだよね。だからこそ今が苦しい。ずっと欲しかった絆なのに、それによって悩んでる。

反対に壮五さんはずっと生家の血の繋がりという、どうしたって自分に着いて回る絆に囚われて自由を求めてた。

互いにないものねだりで正反対でほんと愛おしい。この話何回目?MEZZO”の話すると結局ここに行き着く。

 

相手が大切なあまりぶつかり合うことを避けてしまう今の関係ほんとなんか辛いなあ。初期の頃みたいにバチバチやり合ってくれた方がどんなに楽か。

相手を思い合えるようになったということは互いを理解し合えてきたということで、嬉しい成長だとは思うのに、ね。

 

 

 

 

私はわりと小さい頃からなりたいものがハッキリしてて、さらにそれが名前のある職業だった(もちろんあの頃から今まででは何度も変わってるけど)から夢や目標がなくて焦る気持ちは分からないけど、でも、足元が不安定で不安になる気持ちはなんとなく分かるからこうやって焦ってる環くんを見るとまじでしんどいな。焦らなくていいよ、ゆっくり見つけていったらいいよって言いたいけど、それができたら苦労しないよなあ。

ここに入ってくる理ちゃんの話がどう作用するかな。余計な混乱にならなければいいけど。

 今回もモブの解像度激高ッシュセブン

私たちはマネージャーでありプレイヤーという立場上、どうしたって裏側のみんなの顔を知ってしまっているけど、それを知らない人達から見たらこんな感じなんだな。

TRIGGERはギャグセン高いんじゃなくてシンプルにボケしかいないだけだしRe:valeのあれは通常営業だよ。おもろ。

ここの「一織くん、陸くんにきつかったね」を受けて陸の擁護を目的とした世間のヘイトが一織へ向くんじゃないかみたいな懸念をされてる方を見かけたんだけど、それって一織担にしかダメージないじゃん。

一織くん自身はそんなこと絶対気にしないし、なんなら陸くんに同情と注目が集まるなら喜んで悪役になりに行くでしょ。それに多大なる扇動能力を持つ陸くんがそれらのヘイトに対して「本当はそんなのじゃないよ」と言えばそれで万事解決だろうし。

だからその展開はないんじゃないかな〜と思った。知らんけど。アイドリッシュセブンは別にユーザーを傷つけようとしてる訳じゃないのでね。キャラクタたちの成長や感情にあまり意味の無い"しんどい"を入れては来ないと思ってる。

 

世界の孫の亥清悠くんは今日も可愛い。

アニナナとの振り幅で頭おかしくなりそう。

 

三月くんの話すメンバーがテレビに出る時の話が全部過去形なのがつら……。仕方ないのわかってるけどさ〜!売れるっていうのはそういう事だもんね。

ここの三月くんのさ、なんかうまく言えないけど、カメラが回ってる時はアイドル和泉三月で止まるとちょっと声のトーンが落ちると言うか、疲れてる感じになるのまじで良かった…なんか表の顔頑張ってんだな〜みたいな。お前に何が分かるのって感じだけど。

 

社長まじでいつでもどこでも1枚噛んでて何者?私はこの「人間」はすごくリアルに掘り下げて書くけど「設定」はファンタジーじみてる感じ、ワケありで慣れてるから全然飲めるけど、アイナナにめちゃくちゃリアル求めてる人とかここ噛み砕くの大変そうだな。知らんけど。

 

 

 

 

 

社長のここの言葉を聞いて、アイドリッシュセブンのライブがあんなにも特別に感じられる理由を、運営がとんでもない時間と愛情をかけてあの場を作ってくれていることの意味を知った気がした。

私たちが体感してきたあのライブさえも、アイドリッシュセブンという物語の欠かせない1ピースなんだと思う。

 

ていうか結さん、一体どんな人なんだろう。この人もゼロと同じように謎のまま終わっていくのかな。私的にはそっちの方が好きな展開だけど。

 

 

私も街中のカフェでえ!?あれ和泉三月じゃない!?てやりたい。どこにいますか和泉三月くん。

 

今までを振り返る度に自分の愚行にしょんぼりしていく壮五さん可愛い。

MEZZO”の絆の曲ができるということは壮五さんの「行かないで」が聞けると言うこと!いえい!楽しみ〜!!!!

そして「行かないで」が聞けるということはきっともう環くんのことはある程度の決着に向かうということだもんね。案外早かったな?

冒頭カットのおかげでMEZZO”に関しては意外と楽観的に構えてられるから楽だな。どんな結末でも、7人が、2人が、環くんが選んだ道なら応援したいよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

アイドリッシュセブン メインストーリー 第6部 3章 感想

 

 

万理〜!?月2更新なんて聞いてないよ万理〜!!

しかも私生活がバタバタなあまり告知を見逃していて当日の万理さんのツイートで固まった。え?告知なし公開?て思った。さすがにそこまでサプライズではなかった。

 

 

 

士郎をどんどん好きになっていく。アイナナはマネージャー陣まで大好きになれるのが本当に素敵だなあ。

レッフェスの話を聞く度に私それ知ってる!REUNIONのŹOOĻだよ!て思えるのめちゃくちゃすごいことよな。あの瞬間に立ち会えたこと、私の中で一生の誇りになるんだと思う。

レッフェスは、REUNIONは、ŹOOĻくんたちにとっても私たちにとっても特別なものだったんだよなあ。

 

ŹOOĻがTRIGGERにしたことはずっと赦せないし赦す気もないけど、ŹOOĻに幸せになって欲しい、笑っていて欲しいと思うのも本当だからこういうシーンはいつも心から良かったなあって思える。それまでずっと自分を見てほしい、褒めて欲しいって願って期待して裏切られて、そうやって生きてきた4人が満たされていくのが、ちゃんと一人ひとりを見てくれる人に出逢ってくれたことが本当に嬉しいよ。士郎の言葉の全てからŹOOĻのことを大事にしてるんだって、亥清悠を、狗丸トウマを、棗巳波を、御堂虎於を好きでいてくれるんだって伝わってくるのがすごく嬉しい。ほんとにありがとうね。(後方保護者面)

 

虎於はさ、本当はそんなんじゃないんだよね。「俺の言うことを聞け」じゃなくて、ずっと対話を望んでた。相手のことを慮りすぎるばかりに「俺の言うことを聞け」って態度を取るしかなくなっただけで、本当はそんなことがしたかったわけじゃない。

虎於と龍之介のいちばん根っこにあるものは同じなのかもしれないね。その優しさがどう表に出たかが違っただけで、でもその差がこんなにも大きく作用した。もちろん周りの環境だって関係しただろうけど、それだけじゃない。同じものを持ってても歩む道はこんなにも違うんだなあ。

 

ここの士郎の「悔しい」めちゃくちゃ分かるんだよな。私もアイドリッシュセブンにもっと早く出会っていたかった、もっと早くこの魅力に気付けば良かったと思ったことがたくさんある。

 

ŹOOĻのみんながファンのことを大切にしてくれてるのが本当に嬉しい。何回でもこの成長に嬉しくなる。

 

巳波がこんな綺麗に道を作ってくれても虎於は逃げてしまう。やりたい思いがあって、その思いに気付いてくれる人がいて、道を拓いてくれる。あと一歩踏み出すだけ。それでも背を向けて進めないまま。結局最後は当人の覚悟がなくちゃ何も始まらないんだよな。

まぁ仕方がないよね。そもそもそんな簡単に踏み出せるようなものなら、ここまで悩んでないはずなんだから。

虎於に最後の一歩を踏み出すきっかけをくれるのは何なんだろう。

龍之介の言葉であったりすれば、私はとても嬉しいけど。これはただのオタクの妄言ですね。たぶん宇都木さんなんだろうな。

 

 

 

 

巳波が、巳波だけが虎於の変化にいち早く気付いたのは自分も似たような経験をしてきたからだったんだな。誰かのために、言いたいことが言えない。そんな幼少期を2人とも過ごしてきた。巳波はそれを春樹に出逢ったことで解消できて自分の気持ちを大切にする方法を知ったけど、虎於はまだそのきっかけに出逢えてない。

でもきっと、もうすぐだよね。

 

 

お土産に捕まえてきたザリガニを即刻食べようとする千に爆笑した。お前ほんまそういうとこやからな。

 

凛太郎の「どうしてイベンターになったのか」の話めちゃくちゃ良かったな。何がとか上手く言葉に出来ないけど。

えすりでも思ったけど、初心を忘れないでいられるのって強いよなあ。ずっと最初の綺麗な気持ちだけでいることは出来ない。そんなのじゃ生き残っていけない。だけど、ふとした時にただ純粋に「好き」や「楽しい」を追いかけていたことを思い出せるのはすごく大事だと思う。

 

そうなんだよねえ。Re:valeは、というかRe:valeもアイドルになりたくてなった人達ではない。

こういう話をする度に、ずっと追いかけていた夢を叶えた私の推しってほんとすげ〜なと思うわけですけど。そして特別アイドルを目指したわけではなかったのにアイドルになれた周りの子達と、強くアイドルを目指していたのになかなか叶わなかった三月くんとの乖離に苦しくなるんですけど。まぁそれは置いといて。

これさぁ、Re:valeの何がすごいって、互いが互いのために"しか"立ってないのよ。ユキをステージから、王座から降ろしたくないモモと、モモが言うならって頑張るユキ。全く違う原動力で動いてるのに同じものを目指して王者でい続けようとしてるのやばい。それでここまで王者でいたのもやばい。1人と1人でRe:valeみたいなこの感じ大好き。説明下手。

ラスボスRe:vale楽しみだな〜!!

 

ここのモモちゃんがユキさんのことを「ユキ」って呼んでるのめちゃくちゃ良かったな。今までこういう話をする時は「ユキさん」って呼ぶことが多かった気がする。それって、モモちゃんにとってユキさんはずっと絶対的に手が届かない、旧Re:valeを客席から見上げていた頃と変わらない崇拝対象だったからなんじゃないかなと思ってるんだよね。それが今回「ユキ」呼びだったことで、今のモモちゃんにはユキさんの隣に立つ覚悟というか、自覚があるんだなって思った。勝手に。

 

凛太郎の「君たちが誰に負けたって、がっかり、ため息をついたりはしない。」ハチャメチャ大好きだった。Re:valeに王座から降りて欲しくはない。永久にキングでチャンプだって信じてる。だけど、もしRe:valeが王者でなくなったって、彼らのことが嫌いになるわけじゃない。ましてがっかりなんて、絶対しない。2人がいつでも全力でいてくれてること、ちゃんと知ってる。そういう意味のこの言葉を社長の口から聞けたのは強かったな。

凛太郎は万の事故があったときも情に流されることなく旧Re:valeのデビュー話を白紙に戻した。そういう人の言葉だからこそ、信頼出来る。

 

 

 

 

「あーもー」の陸くん可愛すぎて死んだ。何この子。何?

 

一織くんが着実に陸くんの精神面をコントロールしてきてるのが怖くてしょうがないね……よくない未来しか想像できない。杞憂でありますように。(99%無理)

コントロール自体はそんなに悪いこととも思わなくて、むしろ心強い部分もあるのね。でも、一織くんが陸くんをコントロール出来てることに対して至極満足そうなのがめちゃくちゃ怖い。そこにあるリスクというか、世間一般の倫理から逸脱した行為であるということを失念してないか?と思う。

いや、でも分からないんよな……プロデュースのことも言わないことが最善だと思い込んでるもんだと思ってたら、ちゃんと言わきゃいけないって分かってたし。他人を完璧にコントロールすることは出来ないってことも案外ちゃんと分かってたりするのかな。

 

ほんとかわいいアホの子りっくん。貴方よくその感じであの小難しい神話とか読めたね?

 

今回の一織くん全体的に声が甘くなかった?気のせい?隠し事が消えてちょっと気が緩んでたりするのかな。だとしたら可愛い。

可愛いんだけどさ「転げ落とす」とか「奪う」とか、相変わらず言葉選びが乱暴なのよ。怖い。

 

番宣で思わずネタバレしかける陸くんと慌ててそれを止める一織くん、知ってる。二次創作で何回も見た。公式になっちゃった!めちゃくちゃリアルだなあ。絶対やってるもん。

 

犬っぽく吠える一織……ねえ……なんなんですこのサービスショットは。ありがとうムチャブリ大魔王七瀬陸。

 

ミュージカル『ゼロ』のサントラとか私らも欲しい。売ってください万理さん。頼む。

私かてあんな形で双子のデュエットが聞けるとは思ってなかったよ……オタクたちは未だにIncomplete Rulerに囚われてるよ。安心してサントラ出そう。

 

私は九条鷹匡のことを演出家として尊敬してる紡ちゃんが大好きだし、過去のことは意外とサッパリ割り切ってる万理さんが好き。

エスを1つ、めちゃくちゃ共感した。私も人と関わる時はそういう考え方をするんだと思う。ゼロから1つずつ好きなところを増やしていくから、嫌なところがあっても今までの好きが減ることはないというか。

 

 

 

 

再三言ってるように、私は天くんや理ちゃんが九条鷹匡に向ける好意をもうこの先ずっと理解できないんだと思う。まぁでも結局、鷹匡の見せてくれた世界も、与えてくれた愛情も、手にかけて育ててくれた時間も、そこに嘘がないから情が湧いてしまうんだろうな。

鷹匡は決して善人ではなかったけど、でも、彼の言動に嘘はひとつもなかった。全て彼の本心で、たとえゼロへの復讐の道具であろうと、ゼロの身代わりであろうと、自分たちのことを大切にしてくれていた。だからこそとんでもなく厄介なんだろうな。

いや〜でもここで『戸籍を戻す』とかいう選択肢を取らなかったアイナナのストーリーにはまじで信頼しかない。そうなのよ。戸籍を戻したいんじゃない、失った時間を取り戻したいわけじゃない。だってこの未来を選んだからこそ手に入れられた仲間や幸福が確かにあるから。今更それを軽んじることなんて出来ないんだよ。

 

そんで何がどうなったら「陸にはボクはもう必要ない」になったの天くん。大きな誤解が生まれてるようなので、そこんとこもうちょっと詳しく聞かせてもろて。ついでに陸くんと会ってしっかり話をしてもろて。

いやこれさ、私が双子のオタクだから陸くんが天くんを必要としなくなることなんてないって思ってるけど、もし都志見先生にとっての「自立」が双子が互いがいなくても生きていけるようになることだったらどうしよう……そんなのかなしい……

私はね、人はひとりじゃ生きていけない理論が大好きだし、だからこそ今のIDOLiSH7やTRIGGERやRe:valeやŹOOĻがあると思ってるし、殊更双子に関しては隣には並べなくても一緒に歩いていくみたいな、そういう関係を思想として持ってるのでね。陸くんの口から「もう天にぃがいなくても平気だよ」とかいう言葉が出てきたら泣くかもしれん。

もう二度と手を繋ぐことはなくても、肩を並べることはなくても、常に相手の存在を意識しながら走っていて欲しいよ。おねがい。

ていうか陸くんは永遠に九条天強火担だろ。知らんけど。

 

理ちゃん本当にプロポーズしたんだな。頑張ったね。

ここの保護者組の会話、理ちゃんの気持ちを一方的に「そんなのは恋心じゃない」と切り捨てるんじゃなくて、ちゃんと彼女の話を聞こうとしてるとこめちゃくちゃ良かった。その上で鷹匡はしっかり父親で在り続けようとするのも。

気持ちには答えられないし、この先も答えるつもりはない。だけど理ちゃんの気持ちも無下にはしない。ほんと信頼しかない。(2回目)

 

九条鷹匡に対してちょっと強くなる天くんと弱くなる九条鷹匡の図、なんか知らんけどめちゃくちゃ好き。

 

 

そして環くんへの不穏の種を残して終わる。すぐそういうことをするアイドリッシュセブン

 

でもMEZZO”に関しては6部冒頭のシーンのおかげで意外と不安なく見れる気がしてる。

行き着く先が留学だろうとそうでなかろうと、環くんやみんなにとって不幸なものにはならないって分かってるから。

もし留学で活動休止になったらそりゃ悲しいし寂しいけど、でも、みんなが納得して、環くんが選んだ未来なら応援したいって思うよ。

 

 

 

 

 

 

アイドリッシュセブン メインストーリー 第6部 2章 感想

 

 

新ブラホワどんな物になるんだろうなあ。今の感じだとアイドル主体になりそう。勝手に紅白みたいなものだと思ってたから、あれ?ってなってるけど、どうなんだろ。

何にせよ4グループが肩を並べて競い合うのが見られるなら楽しみだな!

 

対ŹOOĻのブラホワでの悠くんの言葉が大好きなんだよな。言葉自体もそうだけど、悔しくて泣くのは恥ずかしいことじゃない、むしろ誇らしいことなんだって言えるようになってくれたことがすごく嬉しかったから。

ほんの数年前のことなのになんだかめちゃくちゃ懐かしいな。

 

ライブでしか得られないもの。私は一体感と臨場感かなって思った。歌声や演出を身体全体で浴びるようなあの体験は、他にはないよね。アーティストとスタッフと世界中のファンと一緒になってひとつの物に夢中になってる感覚も、あの時じゃなきゃ味わえない。

 

「違う日々を過ごしながら、同じ祝祭を楽しみに待ってる」

良すぎ……都志見先生のそういう言葉のセンスが大好き

 

今まで地上に存在しなかったライブってなんだろうね。それが新ブラホワになるのかな?

 

 

 

 

百ちゃんの「密やかなパレード」もめちゃくちゃ好きだったなあ。

こういうちょっとした言葉選びがあまりにもどストライク。

 

テーマパークより、旅行より人気なミュージカル『ゼロ』。改めてTRIGGERも陸くんもすごいものに関わっていたんだなあ。

 

世間もメディアもあんなにそっぽ向いてたくせに、あんなに酷い言葉をぶつけてきたくせに、話題になったら途端に過去のことはなかったかのように接してきてなんなんだよって、その気持ちめちゃくちゃ分かるなあ。

まぁアイナナ界のファンたちは私とは違うので、とっても良い子たちだったけどね。

TRIGGERが笑ってるなら私達も笑って応援しよう、しんどい時期も一緒に乗り越えて来たんだもんって言える強い子たちがファンでよかった、TRIGGERは本当に愛されてるんだなって思ったよ。誰目線?て感じだけど

 

理ちゃん?????プロポーズするの?誰に?

まじでびっくりした。動揺しすぎて鷹匡はやらんけど!?て言った。おかしい。

この子は本当に、本当に本心から九条鷹匡を慕っているのかな。そう思っていいのかな。

なんでなんだろうな。天くんが鷹匡に向ける思いも同じだけど、なぜか肯定できない。というか肯定したくないに近いのかもしれない。

了さんがŹOOĻくん達にしたことと同じように、鷹匡も天くんや理ちゃんの弱いところにつけ込んでいるようにしか見えないんだよ。鷹匡の中にある陸くんの持つ訴求力に似たものが悪しき方へ作用したとしか思えない。だから天くんが鷹匡へ向ける庇護欲のようなものも、理ちゃんの持つ敬愛も、どうしてもそれをあるがままに受け入れられない。

その人の感情は当人の自由なのにね。部外者の私がどうこういう事じゃないのは分かってるんだよ。だけどやっぱりなんか飲み込めない。

 

 

 

 

やっっっっとだね!!おかえりTRIGGER!!!!

たとえ事務所を離れたとて、テレビに映らなくなったとて、世間から忘れられたとて、TRIGGERの価値が落ちたなんて思わない。でもやっぱり、こうやって少しづつ戻ってきてくれることが何より嬉しい。これ、何回も言ってる気がするな。

 

好きだなあ。八乙女社長とTRIGGERの関係も、八乙女親子の関係も。しみじみ。

あと社長室、めちゃくちゃTRIGGERのいろいろが飾ってあるの大好き。愛だねえ。

 

姉鷺さんもね、ほんとたくさん頑張ってくれたんだよなあ。姉鷺さんがTRIGGERのマネージャーでいてくれて本当に良かった。本当にありがとう。これも何回も言ってる。

 

鷹匡はどこで何をしてるんだろうね。己の中にあったゼロの亡霊を解放できた彼は、どうなっていくんだろう。明かされるのは理ちゃんのプロポーズの時かな?

 

 

 

 

年少2人に面倒見させて思う存分酔おうとしてるの笑った。こんな日くらい許されてもいいよね。

ていうかまじでここのシーンの天くんの激甘ボイスがたまらん。双子のオタクだからすぐそっちに変換しちゃうんだけどさ。絶対陸くんにもこんな優しい声でお兄ちゃんしてたんだろうなあ。

 

冠番組再始動!!やったー!!!

今度こそアイナナちゃんたちが正々堂々視聴率抜けるといいな!

 

私はねえ、ここでTRIGGERを一番近くで守ってきた2人からバックヤードMAGICは間違いじゃなかったってから言ってもらえたのがすごく嬉しかった。

今でもずっと、松永Pに向けられたアイナナユーザーたちの言葉が忘れられなかったから。彼の言ったことだって(言い方はあれだったけど)ある種の真実だったとちゃんと明言してくれたのは救われた気持ちになっちゃったな。勝手にだけどさ。

知らせないことだけが良い事とは限らないんだよ。知らせてくれたから愛せるものがあるんだよ。

 

そしてこの後のPVにも使われてた天くんの言葉にやっぱり泣かされた。ミュージカル『ゼロ』を通して、陸くんに助けられて立ったあのステージで、天くんもようやく変わったんだよね。すぐにすぐは難しいだろうけど、少しでも周りに荷物を分けられるようになってくれたら嬉しい。重たい時には重たいよって言えるようになって欲しい。だってまだ18歳なんだもん。もっと周りに頼って甘えていいんだよ。

 

天くんの語るファン像はきっと陸くんに結びついていて、だけど彼はまだ、陸くんもただ守られているだけの人じゃないってことまでは思い至ってないような気がする。

天陸のオタクとしてはそこを克服して、いつか本当の意味で肩を並べて笑い合う双子を見たいですね。

いや分かんないけど。案外あのとき一緒にステージに立って、そこも変わったのかもね?

 

ここの楽さんの発言にモヤモヤ抱えてるオタクがわりと多いみたいなんですけど、私はなんともなく飲み込めちゃったな。だって八乙女楽ならあぁ言うでしょ。あの人間性を踏まえた上でなら至極当然の言葉だったと思うんだよな。

それに楽さんも「ファンには甘い夢だけを」っていう今までの天くんの言葉を否定してるわけじゃなかったじゃん。それはプライドを持ってやってたことだってちゃんと理解してくれてた。

だけど、その上で「もう素を見せることを躊躇う必要は無いんだ」って言ってるんだと思った。それって天くんにとっては救いの言葉だったんじゃないかな〜と思うのだけど、違うのかな。

天くんの自己犠牲的な献身は、間違いなく彼自身の幸福だったと思う。でも、だからって100%幸せ、辛いことなんて何もないよ!なはずはないわけで。幸せだけど苦しいと思うことだって絶対あったと思うんだよ。5部5章4話で天くんが吐露した思いが、どんなに小さくても存在しないはずはない。だからこそ今回の楽さんの言葉で救われた天くんの部分もあったと思う。

「見せない」ことと「見せれない」ことは違うと思う。楽さんは天くんが素を「見せれない」ところを必要ないって言ってくれただけで、今までファンにも幼い頃の陸くんにも弱い所を見せなかったこと、それによって天くんが感じていた幸福を悪く言ったわけじゃないと思うんだけどな。

ちょっと周りのオタクたちと大きく解釈違いを起こしてて、1人でモヤモヤしてる。

 

まぁそんな辛気臭い話は置いといて!ここのスチル何!?可愛すぎん!?こんなんさすがに世界を救ってしまう。ツンデレは世界を救う(救わない)

初見の感想を取り零したくないタイプのオタクなので、メインスト読みながら傍らでメモをしてるんですね。そこに汚い字で死ぬほど「かわいい」「ありがとう」って書いてあっておもしろい。

いや何回読んでも新鮮に可愛い。本当にありがとうございました。

愛されろ最年少。

 

 

 

 

 

 

最後の天くんに全て持っていかれた感の否めない2章でした。おわり。ほんとかわいいね

 

6部のメインカラー(?)が赤色なの、何か意味があるのかな〜でも今までのメインカラーは特に…って感じだし(無理矢理に理由を付けるなら出来なくもなさそうだったけど)、今回もそんなに考えなくてもいい?わかんないね。

 

とにもかくにもまたアイドリッシュセブン新章更新のある生活が始まる!!やったー!!

アニナナもあるしオタクたち忙しいね。一緒に苦しんで楽しもうね。